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#人生

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】人生脚本から足を出してみる-白黒思考編-

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】人生脚本から足を出してみる-白黒思考編-

「今日のプレゼンでうまく発表ができなかった、もう全て終わりだ」
「落ち込んでいる友達にいい励まし方ができなかった、これで友情関係も破綻してしまう」

そんな風に思う時、あなたの頭の中は白黒思考になっているかもしれません。
だけど冷静に考えてみると、その一回でなにもかもが崩れ去ってしまうでしょうか。
いくつか思い当たる出来事があったから、ということもあるかもしれませんが、それでも完璧に二分割で失敗か

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スタンド・バイ・ミー

スタンド・バイ・ミー

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。

=2004.11.20の記事=
「スタンド・バイ・ミー」

言葉は命である。
哲学者の池田晶子は、著書『あたりまえなことばかり』で書いています。

死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教ではなくて、言葉である。

この文章を読んだときの衝撃を忘れることができません。なんて力強い言葉なのだろ

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いい時だけでなく、悪い時も人生

その上で、それを味わうにはある程度の心と身体の余裕が必要

#言葉 #人生

【図解594】経験は「パズル」のようにつながる

【図解594】経験は「パズル」のようにつながる



【ベン図型(変則)】経験は固まりとして価値があるのはもちろん、経験の一部がパズルのように他の経験とつながり、新たなアイデアを生むことがある。

もちろん知識のかけ合わせでもアイデアの元にはなるが、経験を元にした場合はよりイメージがもちやすく、また安心感もある利点がある。

もし自分の中で経験がつながったら、自分の感覚を信じてやってみよう。

元々あった図解への興味と、HSP(とても敏感な人)の

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下書きばかりの人生も悪くない

下書きばかりの人生も悪くない

noteの下書きを確認したら45個ほどあった。

完成しているものもあったし、途中まで書いてあるのもある。中にはタイトルだけものもある。

以前はエディタで下書きすることが多かったが、最近はnoteに直接書くスタイルに変更した。noteでどう表示されるのかを見ながら書きたいからである。

書きたいと思ったことはまずタイトルだけ書いて下書き保存する。すぐに続きを書くこともあるが、書けないこともある。

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君のSNSには誰も入っていない 無機質なものが欠けた雫になる

君のSNSには誰も入っていない 無機質なものが欠けた雫になる

午後11時。
街灯はついていない。
「おはよう。」
どこからともなく聞こえてくる。
空耳かと思った。
やんわりと首筋を噛まれる。
ごめん、無視したわけじゃないよ。
夜空を咀嚼する。
背伸びをしたら届きそうだった。
わたしはいつだってわたしなのに。
わたしにはわたしが入っているのに。
動物が寝静まる時間は空白だ。
人、そのものの皮に包まれる。
わたしたちは皆わたしを着ている。
それを脱いだら名前、わ

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「自分を受け入れて生きる」と「自分を言い訳にして生きる」は明確に違う

「自分を受け入れて生きる」と「自分を言い訳にして生きる」は明確に違う

むかしは病名がつかなかったけど、今の時代では病名がつく。
そういうことが多くなりました。病名だけじゃなくて、特性の名前とか、カテゴリの名前とか。肩書とか。分類が進んでラベルが貼られるようになったこと、いろいろあります。

かくいうわたしも、ずーっと病名のつかなかったものに病名がついたり、病名をつけられたくないがために病院に行かなかったり、そういう経験があります。

わたし、昔からカテゴリに分けられ

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ねえ 本当に人は生きているだけで偉いの?と突っ掛かるわたしは もう少し美味しいごはんが必要なのかもしれない

ねえ 本当に人は生きているだけで偉いの?と突っ掛かるわたしは もう少し美味しいごはんが必要なのかもしれない

誰でもよかった。

すれ違いざまに誰かに刺されるのではないかと気が気でない毎日だ。なんとなく悪いことが起きるような気がしてしまう。わたしにとっての毎日はいつしか幸せを求めるのではなく、不幸せをなんとかして遠ざけることしか出来なくなっていたのだ。
好きな仕事が出来るのか。恋人が出来るのか。別にそれだけが幸せなわけではないけれど。弱くなれば弱くなるほど、わかりやすい幸せに縋りたくなるものだろう。

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中間で良い。分類されなくて良い生き方を味噌から学びました。

醤油としての八丁味噌、漬け物としての金山寺味噌。

どっちも味噌やろ?
って感じでしょうか。

この二つの対比。
どちらも、どっちつかずなんです。
ネガティブなイメージではなく、中間的存在という意味ですよ。

八丁味噌は大豆と塩だけで作られて、熟成に1年以上かかる。
そして、熟成中に出てきた「たまり」というものはほとんど醤油に近いです。

金山寺味噌は米や大豆、麦で仕込んだ麹にナスやキュウリなどの

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「10代の過ごし方」の重要さ

「10代の過ごし方」の重要さ

けんすうさんのこの記事、とても良いことを言っているとは思うのですが、「いろいろなものに手を出して、自分が何が得意なのか、何なら夢中になれるのか」を探すのに絶好な時期って、実は10代だ、と私は思います。

幸いなことに、私は高校が付属校だったため、無駄な受験勉強など一切せずに、映画を作ったり、硫酸を自宅で合成しようと試みたり、4色問題に真剣に取り組んだり、相対性理論を理解しようと本を読み漁ったり、自

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マイノリティが本質を握る

マイノリティが本質を握る

「佐藤さんは今後マイノリティの立場に立った発信をしていきたいと思っているんですか?」と尋ねられたことがある。たしかに、このnoteでは社会的弱者や傷ついた人たちに関する興味を日々つらつら書いてきたように思う。
それに、マイノリティと呼ばれる人々の話を聞くことは間違いなく、好きだ。

でも、私は、ジャーナリスト的にマイノリティの声を発信しなきゃとか、マイノリティの人たちに平等な権利を!みたいなこと

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おまけの人生が伝えるもの。

”これからどう生きてゆけばいいのだろう”

そんな言葉を、文字だけポンと置き去りにすると、なんだかとても弱気で深刻そうに見えるけど、実際はただ、ぼんやりと、昼寝をするように思っているだけだ。

私の今の人生は、”おまけの人生なんだ”と思っている。

別に人生をあきらめているわけじゃない。むしろ、それは逆だろう。かつて私は、たまたま体調が悪くて病院で診てもらったときに、偶然にもある個所に、初期段階の

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雨の中でダンスを踊れ。

雨の中でダンスを踊れ。

昔、私の家には、みつはしちかこさんの漫画本「小さな恋の物語」が何冊かあった。私の姉が好きだったのだ。それで私が小中学生のころだったか、暇なときにパラパラと何度となく読んでいたのだった。

もともと私はそのイラスト(見れば誰もが知ってると思う。チッチとサリーが有名かな。)が好きだったので、夢中になるほどではなかったけれど、読むとほんわかと優しい気持ちになったものだ。

先日、図書館に行ったときのこと

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ボケるのもギフト

ボケるのもギフト

そう。「神様からのギフト」だと思っている。

「おばあちゃんが最近ボケてきたの。どうしよう。嫌だわぁ」
と、母からたびたび電話が入る。
祖母の話題になると、必ずこのセリフをオウムのように繰り返すので、こちらこそ母が心配になるが、私もその度にオウム返す。
「私だったら、ボケたいよ。死の恐怖なんて考えなくていいのだもの。きっと『認知症』は、頑張って生きてきたっていう神さまからのギフトだと思うよ」と。

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