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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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#育児

「学校を出たら、就職し、働いて、社会に貢献すべし」の呪縛

「学校を出たら、就職し、働いて、社会に貢献すべし」の呪縛

たまたまなんとなくNHK朝ドラ「虎に翼」のあらすじページを見ていたんです。(申し訳ないことにドラマ自体は見てないですが)

そこでこんな表現が出ていました。

「女性が家庭に押し込められる社会の空気」を嫌ったテイストがありありと出ている、朝ドラらしい箇所だなと思います。

江草もわりとリベラル寄りなので、ほんとそういう保守的な考えには納得できないタイプです。

(以前、試しにやってみた江草の政治思

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ジェンダーバイアスの始まりを、子育てからたどってみたら、反省した

ジェンダーバイアスの始まりを、子育てからたどってみたら、反省した

私、働く上で「女のひとが少しでも生きやすく」という目標があるのですが、この20年間でもジェンダーを取り巻く環境や問題はずいぶん変化したように感じます。(もちろん変わらない問題も沢山ある)
なるべく性別で決めつけないようにしたいものだなと日々感じているのですが、こんなニュースを見つけました。良いですよね!

ただジェンダーについて考えることに関心はあり、ひとは一体どこで「男らしさ」「女らしさ」にとら

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結婚を機に名字変えたら学びしかなかった

結婚を機に名字変えたら学びしかなかった

結婚を機に名字を変えた。

こう言うと、たぶん半数くらいの人は「えっ、なんで?」と驚くだろうし、逆に残り半分の人は「当たり前じゃないか」と思うだろう。

そう、前者はおそらく男性で、後者は女性である。ちなみに男友達の「えっ、なんで?」に続く第二声ベスト1位は今のところ、「婿養子になったの?」だ。(「マスオさん的な?」と畳み掛けてくる人もいるが、フグタマスオはまったくもって婿養子ではない。)

日本

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はて、妊婦体験、どうしたら進化させられるのか?

重りのジャケットをつけた議員さんの妊婦体験が直近話題になっていました。

これまでも<どこかの知事が妊婦ジャケット体験~>などと見かけるたびに「取り組み自体は素晴らしいのに、、、なんとかならんものか~」と感じていました。

妊婦の大変さや困難を実感するのが目的だとすると、手段があっていないのではないかと感じ、もやもやしてしまうのだ。
なんなら間違ったメッセージを強めることにもつながるのではないか?

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女性エンジニアが結婚・出産後も働きやすい会社を見つける方法

女性エンジニアが結婚・出産後も働きやすい会社を見つける方法

未経験からエンジニアに転職したい女性や結婚退職後の再就職を目指す女性のサポートをこれまでに何件か行いました。

働く女性にとって、結婚・出産後も従来通り働き続けることができ、育児と仕事が両立できる会社と出会えるかはキャリア形成の上で極めて重要だと感じます。

そこで今回は、女性エンジニアが結婚・出産後も働きやすい会社の見つけ方を紹介します。

✅女性が働きやすい会社の見つけ方まずは転職サイトやWa

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「女性活躍推進」とかもうやめない?その価値観が闇を深くする

「女性活躍推進」とかもうやめない?その価値観が闇を深くする

僕は「女性のライフキャリアを豊かにする仕組みをつくる」をミッションにする会社で働いています。

なので日頃から色々と考えるわけですが、

「日本では男性が活躍しているが、女性が活躍していない。」
「だから女性はもっと活躍すべし。女性をもっと活用すべし。」

という話はおかしいなぁといつも思っています。

「女性活躍推進」とか「女性活用」という言葉は、そろそろ使うのをやめた方がいいと考えています。

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女性活躍について思うこと

女性活躍について思うこと

女性活躍推進法が施行され、女性活躍の場が広がってきていると思います。
みなさんは実際に女性が活躍していると、実感出来ていますか?

私自身はまだまだ男性社会で女性が活躍しやすい社会にはなっていないのでは、と感じます。
転勤族なので、私自身も働き方には悩んでいます・・・。
そんな私が″女性が活躍できる社会や働き方とは何なのか、働くことで自己実現するにはどうしたら良いか″を自分なりに考えてみました。

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女性のキャリアと家庭の両立

女性のキャリアと家庭の両立

こんにちは。
株式会社signの藤井桃子です。

共働き夫婦が確実に増えていると感じる昨今。
女性にとってキャリアと家庭の両立はとても重要な議題です。

私は2歳の娘の育児をしながらバリバリ働いております。
そんな私が大事にしている、両立のポイントを3つ紹介したいと思います。

旦那と育児は半々にする妊娠したときに旦那と約束したことは、「育児は半々」ということです。
女性が育児はするものだという世

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今後、女性に求められるキャリアや能力について

今後、女性に求められるキャリアや能力について

私の人生どうしよう?〜妊娠・出産を経験して〜
ジェンダーレスの考えが進みつつある世の中。しかし子どもを望んだ場合、お腹の中で小さな命を育み、命をかけて生命を生み出すのは女性であり、この事実はどうしても変わりません。生き方について悩むタイミングはたくさんあると思いますが、特に妊娠・出産を経験すると、今後の働き方について深く考える人は多いのではないでしょうか。
残念ながら、育児と仕事を両立していけると

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misogyny (女性蔑視)と女子校

misogyny (女性蔑視)と女子校

自分の中でもやもやしていた感覚が、言語化されるのは、読書の醍醐味のひとつだと思う。
『女ぎらい ニッポンのミソジニー』という本を読んで、私は女子校を卒業後、女子校の時と同じようにふるまえない窮屈さを感じていた理由を、少し理解できた。

11章“女子校とミソジニ-”で、女子校文化の特殊性と、共学文化とは相容れないがために、女子校出身者には、苦労や葛藤があることが書かれていた。その理由は、女子校文化

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お産は素晴らしいもの、とまわりが押し付けてはいけないかもしれない

お産は素晴らしいもの、とまわりが押し付けてはいけないかもしれない

お産は女性にとって素晴らしい経験、母になる通り道、と神秘的で、良さげな響きの、綺麗事を言うのは簡単だ。私は助産師として、お産された女性にとって、そのお産が、その人にとって受け入れることができ、育児にすすんでいけるようにケアをしていきたいと思う。でも、決して、お産は素晴らしいものだったでしょ?赤ちゃんは可愛いでしょ?と綺麗事の、押しつけるような関わりをしてはいけない、と思うのだ。

“陣痛を耐えて産

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女の健康は、若々しく綺麗なこと?

女の健康は、若々しく綺麗なこと?

”女性の健康”は、いつまでも若々しく綺麗でいるとだろうか?
私は、体の見た目だけではなく中身、
月経との向き合い方や、婦人科疾患の知識、妊娠出産をしたいかは別として、“自分の問題”として心のどこかで考えているか、が“本当の女性の健康”だと思うのだけど、どうだろう。

荻野美穂の、女のからだ フェミニズム以後
という本で
私の言いたいことはこれだ!と思う内容に出会った。

【体を操作対象としてみ

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もっと女性が活躍できる会社になるためにつながりたい

もっと女性が活躍できる会社になるためにつながりたい

こんにちは。グリーンハウスnote編集部です。
 
私たちの会社は、従業員の78%は女性と多くの女性が活躍しており、その活躍は、グループの競争力の源泉です。実際、1970年代より女性の役員が誕生しており、2020年4月現在では、役員層15.1%、部長層13.8%となっています。

一方で、目標として掲げている女性幹部比率:役員層20%以上、部長層25%以上、にはまだまだ届かない状況です

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「女性活躍支援」で支援すべき対象とは?(兼業主夫パパ 共働きを考える)

「女性活躍支援」で支援すべき対象とは?(兼業主夫パパ 共働きを考える)

皆さん、こんにちは!兼業主夫への道を邁進する兼業主夫パパです!毎回、共働き家庭の家事・育児が円滑にいくために夫(パパ)が実践したほうがいい事を紹介しています!いずれも私、兼業主夫パパが実践してみて確かに効果がある!と思うものを共有できればと思います!

本日は時事ネタです。

本日の日経新聞の1面に、女性活躍に関する記事がありました。

日本における女性活躍が諸外国に比べて進んでいない、という事に

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