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書くことは人生のスパイスです

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書くとはいったい何か?また、noteを書きながら自分が気づいた細やかなことをまとめました。
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記事一覧

【書く】書くとは「個」から「公」への道を掘る作業

【書く】書くとは「個」から「公」への道を掘る作業

マンガであれ、文章であれ、
ふつう、人気も欲しい、
一流にもなりたい、お金も欲しい、
そんな俗物の塊が
クリエイターの本性でしょう(笑)。
それくらい欲張りで良いと思うんです。

ただ、思考法で、
俗物ではダメだと思うんです。
それは、今、世の中で受けてることに
自分を寄せて行くのはダメ、
ということなんです。

今の、世間の流行りは、
できたら頭の中、心の中から
取り除いた方がいい。

それより

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【企画】「10分で日本文学」がやりたいなあ

【企画】「10分で日本文学」がやりたいなあ

古市憲寿さんの『10分で名著』は
非常に有益な読書をさせてもらった。

1章:ダンデ『神曲』
2章:紫式部『源氏物語』
3章:プルースト
『失われた時を求めて』
4章:アインシュタイン:
『相対性理論』
5章:ルソー『社会契約論』
6章:ニーチェ『ツァラトゥストラ』
7章:ヒトラー『わが闘争』
8章:カミュ『ペスト』
9章:『古事記』
10章:マーガレットミッチェル
『風と共に去りぬ』
11章:ア

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【持ち込み】本作りで一番大事なのは面白いかどうか? 

【持ち込み】本作りで一番大事なのは面白いかどうか? 

以前、ここで、
【持ち込み】出版社はあなたに
何を訊いてくるか?

という記事を書きました。

類書のリサーチ。
類書にはないオリジナリティ。
購読者層の具体的なイメージ。
購買意欲を高める工夫。

たしか前回はこんな質問が
出版社の編集や営業から来る、
と仮定して、自分の回答を
イメージして備えましょう、
そんなことを書きましたが、

、、、おい!
おい、私、一番大事なことを
書き忘れてるやない

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【note】結論は最初に書く?意味深にボヤかす?

【note】結論は最初に書く?意味深にボヤかす?

自分のことは棚上げして
甚だ恐縮なのですが、
ちょっと話を聞いてくださいますか。
(笑)。

人のnoteを見る時、センスのあるなしが
はっきりわかるのは、なんでしょうか。

まず、一行めで、これから何について、
また、どんなところに、
書き手は連れて行ってくれるのか、
すぐにわからせてくれる記事、
しかも、結論は伏せてある記事は
「うまいなあ」
「スキがこんなにつく筈だ」
とつくづく感じます。

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【note】文体の硬さ、柔らかさはテーマよりも大事?

【note】文体の硬さ、柔らかさはテーマよりも大事?

チャーミングな文章を書きたい。
noteを始めてからずっと
そう心がけてきました。

文章を書く時つい
りきんでしまい、
文体が硬くな癖がある。 
それは直さないと、、、。

くだけるよう、
読む人と会話してるように、
文章を書く、
それができたら
楽しいでしょうね。

ただ、くだけ過ぎたら、
今度は「媚びる」という
領域になりますね。

媚びるのは、良くない。

かと言って、
キャラクター的に

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【出会い】作家と編集者のマッチングサイトがあります!?

【出会い】作家と編集者のマッチングサイトがあります!?

出版社に持ち込みに行くのは
勇気がいりますね。

「この出版社には
どんな編集者がいるだろう?」
「私の良さを引き出してくれる
編集者はいるだろうか?」
「横柄な物言いで門前払いを
されるだろうか?」

でも、ご心配は無用です。
そんな横柄な物言いの編集者が
電話に出てきたら、
そんな旧態依然な出版社は
未来もないから、
さっと次に次に行きましょう。

あれは、立場をかえると、
電話でとっさにどん

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【掌編】とあるシングルマザーの誕生日

【完全妄想日記】
《アラフォー・シングルマザーの誕生日》

私には母がいた。

当たり前か。
みんなお母さんがいて、生まれてくる。

でも私に母は特別な、
そして強烈な存在でした。
母ほど私を苦しめた人はいない。

母は、私には「父」になる人と
私が生まれる前に別れ、
一人、私を育ててくれた。

以來、母は一度も「父」について
話をしてくれなかった。
だから私には「父」はいないのと同じ。

そんな

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【書く】人はなぜnoteを書くのでしょうか?

【書く】人はなぜnoteを書くのでしょうか?

人はなぜ、noteを書くのだろう。

一つは、書くべきことがあるから
書くというアンサー。
なんだか優等生みたいな…(笑)。

もう一つは、書きたいことがあるから
書くというアンサー。

最後に、取り敢えず
インフラとしてnoteがあるのだから
何か書いてみようというアンサー。

「毎日更新」も、このアンサーに
似てるかもしれないですね。
毎日更新を自分に課してるから
中身はさておき、何か書かねば

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【ネタ】ライフワークのテーマ、決めてますか?

【ネタ】ライフワークのテーマ、決めてますか?

企画アイデアは、大中小
3ダースずつ持つといい、
そう尊敬する恩師に言われました。

ヒット作品を何度も手掛けた、
恩師がポロっといったんです。
「企画案は、3ダース欲しいな」。

企画はただやみくもに
沢山もてばいい訳ではないという。

まず、現実的で
すぐにお願いできる漫画家がいて、
打ち合わせにすぐに入れる
つまり「明日にでもすぐできる」
現実的な企画案を10個、
常に普段から用意しておこう

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【司馬遼太郎】他人のいいところを100個見つける達人!

【司馬遼太郎】他人のいいところを100個見つける達人!

最近は、坂本龍馬がかわいそう?

坂本龍馬はもともと
教科書にも出ていないような、
あるいは載ってても一行の、
決して表舞台で活躍した人物では
ありませんでした。

それを、司馬遼太郎という
稀代のロマンチストが
惚れて惚れて惚れぬいて、
彼を英雄として書いたのが
『竜馬がゆく』です。

それを、年表の歴史から
一歩も外に出られない歴史家が
司馬さんは噓を書いたとか、
大げさに書いてるとか批判する

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【書く】文章はいつも上書きし続けねばならない?

【書く】文章はいつも上書きし続けねばならない?

文字化する。言語化する。
私はこうした行為が、
自分には大切な、意味のある
ことだと思ってきました。

でも、果たして本当に
そうでしょうか!
そう突きつけられたことがあります。

もしかしたら
読書感想文の記事でさえ?
過ちを含んでるのではないか?

本の感想を文字化する。
作家のイメージを文字化する。
人生観を文字化する。
気づきを文字化する。

それらは文字化されると、
「真実」になります。

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【アマチュアリズムの勧め】アマチュアもクリエイティブです

【アマチュアリズムの勧め】アマチュアもクリエイティブです

「◯◯家」になりたい。
という願いは、実はたいへん曖昧です。

小説家になりたい。
歌手になりたい。
画家になりたい。
コラムニストになりたい。

目指す段階で、じつはまるで違う。

商業作家として、
商業ミュージシャンとして、
ヒットをだす。
たぶんこれが「最上級」かしら。
しかし、これも
定義が曖昧になりやすい。

オリコン一位がいいのか、
ダウンロード一位がいいか?
何週間をマストにするか?

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【創作】小説の女神は存在するだろうか?

【創作】小説の女神は存在するだろうか?

「私は漫画の神様から愛されなかった」
ある日、担当していた現役の
漫画家さんからそう言われ、
びっくりしたことがあります。
打合せの終わりどきでした。

正確には、突然のことで、
その漫画家さんの意図を
よくくみとれてませんでした。

その方は、まだ全然、現役だったし、 
雑誌でも描いてたし、
コミックスも出せていたからです。

そのクラスの漫画家さんの中では
確かに地味な存在でしたが、
神様から

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【徒然草】書くとは、理性を超えることかも?

【徒然草】書くとは、理性を超えることかも?

みんな教科書で出会う『徒然草』。

脂が程よく抜けたおじさんが
700年以上昔に書いた
珠玉のエッセイ集ですね。

有名な冒頭の、
『そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ』
これは
「書くという行為」の
非常にファンキーな
ポテンシャルに触れていますね。

「日々、心のままに書いてたら
心が狂いだし、おかしくなりそう」
と吉田兼好おじさんは言うんです。

心が狂いだし、
気持

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