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(特集)パレスチナを想う 熊本で、京都で、東京で、学内で……起つ人々
昨年10月7日以来、イスラエル軍によるパレスチナへの攻撃が続いている。ガザ地区犠牲者数は約3万5000人(5月12日時点)に達し、100万人以上が軍の攻撃で避難させられている南部のラファに対してもイスラエル軍は攻撃の構えを強めている。
停戦交渉が成立せず犠牲者が増え続ける中、アメリカでは学内で抗議する学生が強制排除された。日本でもパレスチナ人へのジェノサイドを糾弾する活動が実施されている。熊本
熊本大学新聞 第222号(2023年2月号)紙面
4月号(223号)発行に合わせ、2月号(受験生特別号)を公開いたします。
2月号では受験生のために「熊大で学び、暮らす」をテーマに、熊本大学YMCA花陵会を訪問。その歴史と文化を伺いました。また、4年ぶりに完全復活した大学祭・紫熊祭を総力特集し、盛り上がった3日間を追いました。
そして2月号の特集では「パレスチナ 持続可能な解決の道は」として、10月7日以来、パレスチナ市民に対するジェノサイド
パレスチナと連帯、ジェノサイド反対し若者らスタンディング 熊本市通町筋で
4月28日、熊本市のぴぷれす広場(通町筋)でパレスチナへの占領政策やイスラエル軍による攻撃停止を訴え、ジェノサイドを糾弾するスタンディングが行われ、若者をはじめ約10人が参加した。主催は「パレスチナを想うくまもと市民の会」。
同団体は1月以来、熊本市内で継続的にスタンディングを行い、パレスチナにおける市民虐殺の実態を訴え続けてきた。スタンディングでは「パレスチナで起こっていることはイスラム教徒
「旧藩主と旧領民の関係を考える」 近代移行期の地域社会史をテーマに熊大でシンポ
3月16日、熊本大学法文学部棟A1講堂でシンポジウム「地域社会史の視座から考える旧藩社会」が開催され、計65人余りが参加した。主催は熊本大学永青文庫研究センターなど。
中央大文学部の宮間純一教授は旧松代藩・旧大垣藩の領域を中心に検討し、松代藩主であった真田家が明治期においても旧領地に強力な繋がりを持ち、当主が帰還する度に盛大に歓迎していたことを指摘。また困窮する旧藩士の家財を買い取り復興後に
【お知らせ】食糧支援開催!年齢・国籍問わず ボランティアも募集中(Food Distribution)
ボランティア団体・飽託文食(X:@bunsyokustaff)が第12回・第13回食糧支援を実施する。年齢や国籍を問わず、生活に不安を感じる人、地域とのつながりや居場所が欲しい人など、誰でも参加することができる。
飽託文食ではボランティアスタッフも募集している。
開催日:4月14日(日)午前11:00〜12:00 / 6月8日(土)午前11:00〜12:00
場所:4月14日 熊本市黒髪地域コ
45年ぶりの新学部設置 熊大に2570人が入学! 活発な新歓イベントも
4月4日、熊本県立劇場で熊本大学の入学式が実施され、1979年の法文学部分離設置以来、実に45年ぶりの新学部(相当)となる「情報融合学環」をはじめ8学部と大学院に学部学生1739名、特別専攻科9名、養護教諭特別別科44名、大学院778名の合計2570名が入学した。
小川久雄学長は「単に知識を得るだけではなく、目的意識を持って自ら学ぶ姿勢が重要」と式辞で新入生にエールを送った。
入学生を代表
「武田塾新聞」をコクハツ! こたつ記事を書く前に、実直な取材と念入りな分析を(熊本大学新聞社の理念と活動)
(まえがき)
本記事は1年前の広報ブログ記事「武田塾新聞」を真面目に「コクハツ」することを通じ、熊本大学新聞社の活動理念と編集方針をお伝えするために執筆されたものです。特定の企業団体を誹謗中傷する目的ではないことをご承知置きください。
本記事を読んだ上で興味を持ってくださった学生の皆さんはお気軽にご連絡ください。(デジタル版編集部)
「武田塾新聞」から半導体産業とTSMC進出を考える
熊本
技能実習生の妊娠・出産 厳しい現実と課題を考えるシンポジウム
3月24日、「外国人労働者の妊娠・出産の権利を考えるシンポジウム」がくまもと県民交流館パレア9階第一会議室およびオンラインで開催された。主催は「コムスタカ―外国人と共に生きる会」。
まず、「リンさんと共に歩んだ死体遺棄事件と最高裁無罪判決の意義」と題して、中島眞一郎氏(コムスタカー外国人と共に生きる会代表)から報告があった。ベトナム技能実習生のリンさんが、「無罪を勝ち取りたい」と希望したことで
貧困の連鎖を断つ 子ども支援塾ステップ 23年度「卒業式」開催 学生スタッフも募集中
貧困から抜け出すためには高校卒業が必要、できるなら公立高校に。その思いから、ホームレス支援をしていた嶋本さんが立ち上げた「子ども支援塾 ステップ」を今年度卒業する生徒たちのお祝い会が、学びの場となっている民家の一室で行われた。
高校入学を決めた生徒たちと、保護者の方々、そして運営に携わる学生たちが一堂に会した。生徒たちからは高校生活への決意やスタッフへの感謝の言葉。その後、嶋本さんから一人ひと
産業遺産が照らし出す三池炭鉱の陰影— アンドルー・ゴードン氏が講演
3月12日、大牟田文化会館で、アンドルー・ゴードン教授(ハーバード大学)が「三池炭鉱の産業遺産としての現状と可能性」というタイトルで講演した。主催はNPO法人大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブと、熊本大学文学部の松浦雄介研究室(社会学)。
ゴードン教授は日本の近現代史が専門の歴史学者。労使関係史が専門で、『The Evolution of Labor Relations in Japan: H
鞠智城跡「特別研究」成果報告会 若手古代史研究者が研究成果を発表
3 月 10 日(日)、熊本大学工学部百周年記念館にて「鞠智城跡特別研究成果報告会」が開催され、4人の若手研究者が研究成果を発表した。
この報告会は、国指定史跡「鞠智城跡」に関する研究の蓄積と若手研究者の支援・育成を目的とした熊本県教育委員会の研究助成事業の成果報告会として実施されているもので、平成 24 年から現在に至るまで 50 名を超える研究者が採用されている。第 12 回にあたる今回は