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昔より今のがいいに決まってる
昔は良かった、と言われるのはいつも漠然としていて
セピアカラーの妄想の中にいるような気持ちになるけれど、
女性にも参政権ができて良かった、
女性にも財産が貰えるようになって良かった、
女性の意思で結婚ができるようになって良かった、
女性の意思で離婚が出来るようになって良かった、
嫌な人の子供を産まないで堕胎できるようになって良かった、
女性の意思で出産を出来るようになって良かった、
女性も自分が
「こちら☆ユイ訪問介護看護ST」 認知症ケース 山本英夫の場合①序章
俺は山本英夫。今年で八十四歳になる。
生まれは神奈川の農家で四人兄弟の二男だ。
人も使っていたような割と大きな農家で、贅沢はできなかったが腹をすかして気を失うようなことはなかった。
兄とは十五も離れていてあまり記憶にないが、母からは戦死したと聞いた。
あの頃はしょっちゅう誰かが死んだと連絡が来て、みんな泣いていた。
負けると分かってるのに我が子を戦場に差し出さねばならないなんて、今思えば無駄もいい
芸術作品を売るという事について
絵や立体など物作りする人は、それが生活のほとんどをしめて、人生のほとんどをしめて、大事なものとしての優先順位は極めて高いけど、
一般的に芸術作品を買うという行為は、嗜好品を買う行為だから、
人生の中での優先順位は割と低く、
ゆとりのある人しか買うことは出来ない。
一般的にローンを組んでまで買うほど、優先順位は高くないので、
一括で支払える単価のものを買うことになる。
そうすると、自分の作る作品