記事一覧
「朝起きられない」苦しみに向き合えるようになるまで (自助研究②)
前回・前々回に書いたものを読み返して、目を引きやすいタイトルをつけてノウハウに特化して書くのはあまり好きじゃないな…と思ったので、今作以降は内省に徹し、ノウハウは添える程度にする。
私の睡眠に関する困難との闘いの記録です。
睡眠障害(メラトニン分泌不全、睡眠相後退症候群、長時間睡眠)高校時代 〜遅刻のエキスパート〜
私の朝はいつも、8:00に覚醒し、8:02に焦りに突き動かされて飛び起き、着
【藤原道兼の絶望、底つきと希望】 光る君へ 第十五話
遅ればせながら、光る君への第十五話を視聴した。
道兼が自暴自棄になるさまが他人事とは思えなかったので、それらについて書いていく。
いや、ほんっっっっっとうに他人事ではない。
正直、道兼のシーンは全アダルトチルドレン必見だと思う。なんだこの解像度の高さは。
まず、道兼が関白にしてもらえなかったことをきっかけに出仕しなくなったのは、これまでの自己犠牲が報われなかった、つまり無意味だったと気づき、
「やめて、嫌だ」の伝え方
はじめに
人間関係において、わたしたちは、
「相手はわたしを不快にさせようと思ってやっている訳ではないが、わたしは不快でやめてほしいと思っている」
という状況を、様々な形で経験します。
それは「教育」という大義の下に行われる価値観の押し付けだったり、対話の形をなしていないコミュニケーションもどきだったり、無意識にわたしの人格を蔑ろにしている関わりです。
でも、相手にわたしを傷つける/傷つけて
最近のわたしのnoteは身近なモチーフを見てパッと思いついたものが多いなー。
そろそろ、じっくり温めた思索も世に放ちたいものです。
【雑感】 光る君へ 第九話
第九話視聴中、ブチギレ蔵人頭が頭から離れなくなってしまったので、そこから感想を書きながら観ることにしました。
脳直の感想です。
知的な面白みはおそらく何もありません。
帝「そんなもの飲んで良くなるとも思えぬが。お前が言うなら飲もう」
これなぁ。もちろんグリーフケアが最優先なんだけど、薬湯の代わりに「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)でございま〜〜〜す!」したら良くなる可能性あるんだ
「山月記」李徴のカルテを作ってみたー統合失調症と捉えての医学的考察
親友と「山月記」の話をした。
山月記。
唐の時代の中国を舞台にした小説である。
清廉で優秀、前途洋々であったはずの青年・李徴が、失意の中で虎に変わり果ててしまった己の身の上を偶然通りかかった親友の袁傪に語る、という形で物語が展開される。
幻想的だが悲しい話だなあ、やりきれない気持ちが残るなあ、と二人でしみじみしていたのだが、ふと「もし語られるままの物語ではなく、李徴が人の姿のまま話をしているな
マイナスの感情に蓋をしたくない(自助研究③)
2-3週に一度、職場の福利厚生のカウンセリングを継続している。
本日のカウンセリングで、わたしの生きづらさの根底に関わる、とても大事なことに気づいた気がするのでここに残しておく。
なかなか助けを求められない
自分にとって全く取るに足らない浅い悩み、それから本当に心が折れる限界の限界なら人に相談して助けを仰ぐことができる。
でもその中間、それなりに深刻で時間に猶予のある悩みとなると、「話して解決