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私の仕事-ドローイング -Folded Drawings/フォールド・ドローイング
彫刻家の大黒貴之です。
作品をテキストとInstagramの画像を交えながら紹介していく「私の仕事シリーズ」です。今回はフォールド・ドローイングという作品について紹介致します。
それではどうぞよろしくお願い致します。
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「2018年にベルリンで発表したフォールド・ドローイングを観たドイツ人の歴史学者は、”Palimpsest/パリンプセスト”(先に書かれた文字等を消し、別の内容を
専門家とはどういう人のことをいうのだろうか:あと「仕事中の彫刻家」のこと
彫刻家の大黒貴之です
ある日ラジオから「専門家とはどういう人のことを言うのか?」という話題が聞こえてきました。
その話によると「専門家とは自分に何ができて、何ができないのかを知っている人」だといいます。
なるほど、それが結果的に1つのことに特化していくことだというのは一理あるなと思いました。
僕が彫刻家と言い始めたのは2002年からでした。ベルリンのギャラリスト、セミヨンさんが「君は彫刻家
今あなたが持っているコップの水を一度捨てなさい:自分を変えるということ
彫刻家の大黒貴之です。
何かを改変することは、多くのエネルギーが必要なことです。
生活の一部を変えたり、或いは新天地へ移動したり、もしくは、それまでやっていたことを変えるなど・・・長い人生の中で、一度は自分を変えたいと真剣に考えるときがやってくることがあります。
そのためにはどのようなことを心がければいいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。
自分を変えるための捨てる勇気を持つことある
私の仕事 -ドローイング -Inverted Drawing(反転するドローイング)-
彫刻家の大黒貴之です。
僕は、彫刻やタブロー、ドローイングなどの表現形態を手がけています。私の仕事の記事では、そのような自身の仕事をインスタグラムの写真を交えながらご紹介していきたいと思います。
それではどうぞ宜しくお願い致します。
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第2回目は、Inverted Drawing(反転するドローイング)を紹介致します。
このドローイングは、地と線の白と黒が反転しています。
白
私の仕事-コミッションワーク「A clock with prime number」
彫刻家の大黒貴之です。
とある方から、時計を使用したアート作品をつくっていただきたいとの依頼がありました。
そこで私のフォールド・ドローイングと時計を組み合わせた新作を制作しました。
私は作品を制作するとき、両義の間に発生する揺らぎのようなものを意識しています。
自然と人間社会、二次元と三次元、静と動などの間にある揺らぎ。
自然、文化、人の心理などに見られる、一見すると違う事柄のような二
テーブルに「つく」こと、或いはそこから「たつ」こと
彫刻家の大黒貴之です。
「雑感ノート-20190107-」より
インターネットが一般向けサービスとして日常に張り巡ったのは確か1995年頃だったと記憶している。
それ以前、情報はテレビ、新聞、書籍などのメディアか人からの見聞など、アナログなものだった。今のようなSNSなどもなかったし、また情報も簡単に手に入る環境でなかった。
学生の頃、「現代アート」とは一体どういうものなのかよくわかってい