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サプリメント

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こころのサプリメントは言葉だと思う。あったかいスープみたいに気持ちがぽかぽかしてくる記事を書けたらいいな😊
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がんばるときを、まだしらないなら…

がんばるときを、まだしらないなら…

人はここぞという時にありったけの力を発揮するという。
わたしは今の仕事で、ここぞという場面にまだ出会っていない。
自分の適性と合っていないのもあるかと思う。力の「だしどころ」がわからない。

転職を考えるようになってから、どんな仕事だったら全力で挑みたいって思えるかなって考えてる。現職はわたしに家族を養う余裕をくれたけど、仕事をする喜びは与えなかった。

きっと今がターニングポイント。子育てはつづ

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ちゃんと怒れなかった子どもたちへ「いい子にはならない」を伝えたい

ちゃんと怒れなかった子どもたちへ「いい子にはならない」を伝えたい

娘と一緒に保育園の階段を登っていたら、ふっとやさしい風か心に吹き込んできた。

どうしてだろう。他人とうまくいかないと自分を責めてきた。湧き上がる相手への憎しみや不満を圧し殺し、「そんなこと思っちゃいけない」って自分に言い聞かせてきた。「いい子」でいるための呪文を半ば無意識に唱えつづけてきたのだと思う。

その保育園には、二階へつづく外階段を見下ろすように立派な銀杏の木が立っている。雨の日も雪の日

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靴と仕事

靴と仕事

じぶんの足に合った靴を履かないと
遠くへは行けない

仕事も同じかもしれない
ちょっと背伸びしたくもなるけど
ぶかぶかだったらうまくいかない
じぶんの歩幅とペースでしっかり
前に行くために、じっくり選びたい

不安の正体

不安の正体

子どもが林間学校に行く。
ただそれだけのことで心配になってしまう自分がいる。
自分にとって大事な人になにかあったから…なんてひどく自己中な気もするし、考えすぎやなとも思う。

不安でいっぱいになるのは自分を守るための予防線なんだろうな。
親は心配するものだと言われるけど、子どものころ私はそれでだいぶ苦労した。
親の手の届かないところに行きたかった。離れてはみたものの今度は罪悪感が追ってきた。あの頃

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「書くこと」が精神安定剤だった

「書くこと」が精神安定剤だった

このことを一番実感したのは、アメリカに留学して2年目の夏だった。

アメリカの新学期は9月から始まる。前倒しで日本から渡米した私は、ファミリーが引っ越した新しい家にポツンと一人の時間を過ごしていた。というのも、ファミリーはフロリダへ旅行に行っている最中だったから。

知り合いが顔を出してくれるし、特に不便はなかったが、独りでいることが不安を煽ったのか、よからぬことばかりが頭をよぎった。

当初、長

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心の顔と表の顔

心の顔と表の顔

アメリカの方に留学してたから分かるけど、向こうの人って自分に正直者が多い印象がある。

感情がすぐ顔に出るとは違って、感じていることは包み隠さず伝えてくる。
だから、なにか言いたいことがあるけどタイミングがなくて云えないとか、なんで察してくれないのとか、そういうのはあんまり、ない。

英語という言語そのものの特徴もあるのかも。英語って喋ってみるとめっちゃ口を大きく動かす。喋りながら自然と表情がつい

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人には人の乳酸菌

人には人の乳酸菌

これは、人の内面に効くもの、の話です。

まずは、誰にでも効く特効薬なんてこの世にはないと思う。
人の数だけ薬があって、選ぶ自由があればよいと思います。
私にとっての薬は、
「子どもたちと戯れる」「観たかった映画やドラマにたどり着く」、こうして「文章を綴る」、稀に「夫に愚痴を聞いてもらう」などなど…
自分が誰かにとっての薬になる時もあれば、そうならない時も然り。

だから、誰かが不機嫌になっていた

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自分のギアをあげてくれる人

自分のギアをあげてくれる人

あなたは自分の中に誰を飼っていますか?

後輩が心の中で「ギャル」を飼ってると言いました。
じゃあわたしは…と思い浮かべて出てきたのが「関西人」。
うちの夫は間違いなく「オカマ」を飼ってると思います。

なんの話かと言うと、自分を上げてくれる存在のことです。

ふと落ちる瞬間に心の中で「なんでやねん!」って突っ込んでくれたり、
「そんなん知らんわ」って理不尽な現実をしれっと交わしてくれたりします。

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気にしいな人・繊細な人へ

気にしいな人・繊細な人へ

自分が俗に言う「繊細さん」なのかどうか分からないけど、ふとしたこと(他人にとってどうでもいいこと)がひっかかって頭の中で必死に考え込んでしまう時があります。

そういう時ってまあ時間に余裕がある時なんだけど、こんなこともったいないなって思うし、自分のこと変だイヤだって思う。でも頭ん中は止まらない。

今日久しぶりにそんなことがあって反省してたら、昔のメモが出てきて…うん、自分のこともっと労ろうと思

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続・気にしいな人・繊細な人へ

続・気にしいな人・繊細な人へ

以前こんな記事を書きました。

今回はそのつづきです。
気になって頭から離れないことがある時に、わたしの対処法としてよかったことを書いてみます。

*書いて頭から出してあげる*
自分の頭の中でぐるぐる回っているのってどこにも受け皿がないからだと思います。
友人や家族に話せたらいいけど、そこまでのことでもないし…って内心わかっているけど気にしないではいられない。

そういう時は手近な紙に書いてアウト

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適当さに心地よい風が吹く

適当さに心地よい風が吹く

たとえば仕事の相手がテキトーに仕事をする人だったら困るけど、
その人の「キャラ」がテキトーな人だったら、わたしはむしろ安心する。
こっちも気を張らずに済むから。
過度な期待もしていないので、率先して動いてもらえると「おや!」っと思う。

ありがたいことにわたしの上司がそういう人だ。気の利いたことは言わないが、お世辞もいわない。だからうわべだけ飾った言葉を言う人よりも本当の度合いが高くて信用できる。

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