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輝く文章

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noteの中で書いた文章はこちらにまとめました。
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#仕事

「10年」…20年、30年…2024年

「10年」…20年、30年…2024年

7つ8つ年下の仕事仲間と、仕事について話す機会があった。彼とは実際に会って一緒に仕事をしたこともあるし、緊張しやすい自分の中でも比較的気安い位置にいる人間ではあるのだけど、オンラインで30分ほどお話しし解散したあと、気付いたように重たい胃痛が起こり、それは胃薬を飲んでもしばらく消えなかった。しかも背中から胴回りはびっしょりと汗をかいている。汗で冷えたヒートテックが冷たくてかなわない。そろそろ克服し

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眠り癖と、台湾カステラ

眠り癖と、台湾カステラ

派遣社員として働いていた頃、会社に行きたくなさ過ぎて起きられない、帰ってきても睡眠ばかり取ってしまうというやや過眠症気味なところがあった。しんどいと、とにかく眠ってしまう。この2週間は、そんな眠り癖がやや復活してしまった日々だった。特にこの水曜木曜の夜の記憶などはあまりない。

当たり前だが、眠ってしまうと時間が猛スピードで進む。気づけば朝、新しい日が始まる。そして、目を逸らしたかったものが、猛然

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わたしの「カッ」

わたしの「カッ」

わたしは、相手とうまくコミュニケーションが取れなかったとき、体が「カッ」となる。その「カッ」には、相手に自分の意図がうまく伝わらなかったことへのもどかしさ、そのせいで相手がわたしに不満を抱いてしまったことへの焦りなどが含まれ、敵意むき出しの反応が返ってきたときには、苛立ちによって体が「カッ」となった。

「カッ」となったとき、わたしは相手に正しく気持ちが伝わるよう、やたらと説明したがる。しかし、感

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やっぱり苦手なこと

やっぱり苦手なこと

いきなりだが、わたしは電話取材をする仕事が苦手である。

現在わたしの仕事の多くを占めているのは、資料と簡単な電話打ち合わせを経て原稿を制作する案件だ。最初はこの電話打ち合わせに苦労していたが、この案件を受け続けてもう3~4年も経つので、今ではだいぶスムーズにやり取りができるようになった。電話内容が取材ではなく、対等な立ち場で行なう”打ち合わせ”であることも、わたしの苦手意識を薄らがせた。

しか

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日常覚書/9月その2

日常覚書/9月その2

前回の覚書記事から2週間が経ったものの、この2週間もアッと驚くトピックスがなかったため、今回も2週間分の覚書を記します。前回よりも少し細かく見ていこう。

9月6日(日)
久しぶりに外食をした。物々しい木製のメニューがあることでお馴染みのハンバーグ屋さんだ。目玉焼きトッピングのハンバーグはとても美味しかった。可能なら毎週食べたい。

9月7日(月)~9月9日(水)
普通に仕事をした。

9月10日

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近況の話

近況の話

今回はエッセイというより近況まとめ、みたいな形。

8月に入り、少しずつ仕事が入ってくるようになった。一時期、派遣スタッフとして出稼ぎに行こうとしてたけど、派遣先が全然決まらなかったので、発注再開はありがたい限り。
発注ペースやギャラは以前と同じ、というわけではないけれど、再びライター業務を続けられるのは嬉しい。1件ずつ頑張っていく。

そういえば8月に入った途端、今までの雨が嘘だったように気持ち

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2020年5月23日時点の自分

2020年5月23日時点の自分

あっという間に、5月も下旬に差し掛かっている。蒸し暑い日が続いたかと思えば、冷たい雨が降り続く凍えるような天気も続き、押し入れにしまわないでいた毛布にくるまり眠る日もあった。

コロナウイルスの影響で、バンド活動ができなくなってからもう2ヶ月。仕事が入らなくなって、1ヶ月近く。少し前に1件だけ仕事が入ったものの、原稿の素材となる追加資料をなかなかもらえない状態なので、このままだと原稿を納品できない

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ここ最近、どうしていたかという話

ここ最近、どうしていたかという話

隔週土曜にnoteにてエッセイを更新すると掲げていたが、体調不良もありつつ、あれよあれよといううちに、2回連続でnote更新を怠ってしまった…。本日からまた、隔週土曜エッセイを再開しようと思う。

まず初めに触れたいのは、現在の状況だ。きっと、わたしが置かれている状況と皆さんが置かれている状況は、ほとんど同じかもしれないけれど…。
わたしは先月末からぱったりと仕事が入らなくなった。懇意にしてくれて

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2週間日記

2週間日記

本日のエッセイは、ここ2週間の出来事を日記形式でアップすることにします。

3月7日(土)
翌日が誕生日なので、それらに関するエッセイを書く。

3月8日(日)
誕生日を迎えた。ドラえもんの映画を観る予定だったけれど、上映延期になったため、代わりにアリ・アスター監督の『ミッドサマー』を観ることにする。衝撃を受けるシーンもあったが、周りの評判ほど心に傷を負うことなく観終えた。どちらかというと、冒頭の

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ヒガシノメーコ爆誕前夜

ヒガシノメーコ爆誕前夜

明日、3月8日はわたしの誕生日。(YATTTA!)
その前日である今日が隔週土曜のエッセイ更新日になったため、本日は自分自身をしっかりと振り返っていきたい。

そんなことは言っても、今は正直、誕生日ワーイなどと言える状況ではない気がする。新型ウイルスの蔓延、マスク不足、教育機関の一斉休校等、前向きでないニュースばかりが溢れている。さらにライブハウスからウイルス感染者が出たことから、ライブハウスやバ

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変わる、変わらない

変わる、変わらない

時期に応じて、いろんな仕事をもらっているのだけど、現在は、いろんな街に行って対象の物件や街並みを撮影し、それらの魅力を伝える原稿を書いている。知らない街に行けば楽しいし、知っている街に行けば、また別の魅力を発見する。そしてついこの間は、”知っている街”――自分の通っていた大学のある街に行ってきた。

今から9年前に、わたしはとある短大を卒業した。栄養や調理などについて学んでいたのだが、結局その道に

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2019年:「生きている感」のある年でした

2019年:「生きている感」のある年でした

年内最後のnoteが今年もやってきた。毎年この時期は、去年最後に書いた記事を見返すのだけど、2018年ラストは占い師からの”逃げは良くない”という言葉に違和感を覚えながら、派遣仕事とかけ持ちをする半分フリーランスから「完全フリーランス」になることについて、期待と不安がない交ぜになった気持ちを語っていた。
▼2018年12月29日/逃げて良し

そう。2019年は、”フリーライター1本で生きてい

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ゼツ メツ キグ シュ

ゼツ メツ キグ シュ

わたしは自分にあっていると思って、事務職からライターになった。たまたまこだわりを持てるのが「文章」だったからだ。文章によって人の印象は左右される(と思っている)。だから、なるべく言いたいことを文章で説明できる人間になりたいと思い、昔から少しずつ文章をしたためていた。

いま、仕事にたくさん取り組んでいる。年に数回の繁忙期だ。毎日いろんな原稿を書いても、お給料はこれっぽっち…と、悲しくなるときもある

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10年前、理不尽に父にキレて泣いたことがある

10年前、理不尽に父にキレて泣いたことがある

今朝、珍しく父が夢に出てきたなあと思ったら、今日は父の日だった。普段めったに夢で顔を見せないくせに、たまにこういうアピールをする。だから今日は、直接父の日のお祝いをできない代わりに、父とのエピソードを書きます。

あれは今から10年ほど前だと思う。当時、短大1年生だったわたしは、毎日のように実家のパソコンで音楽情報をチェックしたり、当時SNSツールの主流であったmixi(ミクシィ)で友人たちとコ

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