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自分を知り、行動する

自分を知り、行動する

2021年末〜2022年の年始は人との出会いや別れ、体調の変化、環境の変化など、良くも悪くもいろいろ思うことがありました。

その中で気付いたことは、自分を知ることの大事さと、行動する勇気の大事さです。

▼ 周りのことばかり気になる普段、何気なく生活していると、身の回りの環境のことしか気にしないかもしれません。

テレビや Youtubeやネット上の会ったこともない有名人や噂話であったり、仕事上

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吉田松陰による人材育成

吉田松陰による人材育成

前回、吉田松陰のやったことを記載しましたが、具体的に、育てた人や育て方についてを今回は書いてみたいと思います。

▼ 明治維新を創り上げた人達を育成前回にも記載しましたが、吉田松陰が主宰していたときの有名な松下村塾の塾生には以下の方々がいます。

▼ 師と弟子、共に学ぶ松下村塾では、弟子入りの希望者に「あなたは私に何を教えることができますか」と質問することもあったと言います。吉田松陰は上から下に学

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幕末もおもしろい(4)

幕末もおもしろい(4)

前回記載したとおり、今回はお金の流れから幕末を見てみます。

▼ 江戸幕府は常に不景気徳川家康が幕府を開いた 1603年当時、幕府はとても金持ちでした。領土も広く、佐渡や伊豆の金山から金を掘り、しかも徳川家康自身も倹約家であったため、日本国中のお金が幕府に集中していました。

しかし、江戸時代において産業は発展しつつも、幕府は江戸城の火事による城の修繕工事であったり、玉川上水のインフラ整備といった

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「労働2.0」から学ぶ

「労働2.0」から学ぶ

最近読んだ本で、中田敦彦さんの「労働2.0」がおもしろかったので紹介します。今の時代における「働く」ことや「稼ぐ」ことを考えたときに、具体的にどういったことを重視していくと良いかという本だと僕は思いました。

▼ 資本主義社会とはかなり広い話になりますが、現代の日本は「資本主義」という社会形態のため、お金を出している、つまり出資している【資本家】が1番自由で偉いということを、まずは理解しようと記載

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厳しさという名の優しさ

厳しさという名の優しさ

「優しい」、「優しい人」ってどういうイメージがありますか?

・褒めてくれる人?
・話を聞いてくれる人?
・自分のことをわかってくれる人?
・何かやらかしても赦してくれる人?

上記のような人も優しさの一面としてはあるでしょう。いわゆる「母性的な優しさ」ですね。

「優しさ」にはもう一面あります。それが「父性的な優しさ」と言われる「厳しさ」です。

▼ 相手に本気だからこそ厳しく本来は家や学校でも

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根回しは大事な仕事術

根回しは大事な仕事術

仕事するときに、何かと提案が通らなかったり、その場その場でのお願いは通るけど気付けば社内であまり良いイメージを持たれていないときがあります。

これは、ちゃんと根回しが行われていないことによって起こりがちです。

▼ 根回しは大事なコミュニケーション根回しってどういうイメージでしょうか?

「ゴマすり」みたいに少しネガティブなイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、正しくは以下の意味になり

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現代に学ぶ【学問のすすめ】

現代に学ぶ【学問のすすめ】

読書の秋ということで最近オススメされて読んでみた、福澤諭吉の「学問のすすめ」がむちゃくちゃおもしろかったので紹介します!!!

福澤諭吉といえば、1万円札の肖像画の方で(今後、変わるようですが)、慶應義塾大学の創設者として有名です。

最も有名な言葉は、

というものですが、具体的にどんな内容なのか紹介したいと思います。

▼ 人は老若男女問わずみな平等冒頭の言葉通り、まず言っていることは、人はみ

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混同しがちな『理由』と『言い訳』

混同しがちな『理由』と『言い訳』

何かをやらかしたときや、逆に何かやるべきことをやらなかったときに、「なぜそういうことが起きたか」ということを話し合うことがあります。

よくあるのは以下のようなときですね。

・上司と部下で「やるべき仕事をやるやらない」

・恋人同士で「家事をやるって言った言わない」

・友達同士で「この日に飲もうぜ→やっぱ行けない」

お互い言い分はあるでしょうし、次に同じようなことを起こさないためにも、原因を

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考え方を変える

考え方を変える

人それぞれ、考え方や物事に対する解釈は異なります。ポジティブな人やネガティブな人、怒りっぽい人や穏やかな人、色々います。

同じ親、同じ家庭に生まれても兄弟姉妹で性格が異なるので、人の性格がどのように形成されていくのかは本当に気になるところではありますが、2021年現在においては、人の性格は遺伝の影響が30〜50%、環境の影響が50〜70%と言われています。

大人になってから自分の考え方を変える

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心理的安全性のあるチーム

心理的安全性のあるチーム

「心理的安全性」という言葉をご存知でしょうか?これは、Googleが2015年に論文として発表したことで一躍バズった、会社/組織/チームのあるべき要素です。

▼ 心理的安全性とは?心理的安全性とは、ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー・エドモンドソン教授が1999年に提唱した概念です。

エドモンドソン教授によると心理的安全性は下記と定義されています。

"チームにおいて、他のメンバーが

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ロイヤリティのない人は傭兵と同じ

ロイヤリティのない人は傭兵と同じ

会社/組織に対するロイヤリティがない人というのは割と多くの会社/組織にいます。組織単位で、営業代理、カスタマーサポートを派遣社員で、エンジニアを業務委託で揃えたりオフショア開発が流行ったりしたところも多くあります。

それはつまり、会社/組織の方針、トップが何を大事にしているかということがわかります。

▼ 組織単位で外部組織に委託する営業部、カスタマーサポート部(ヘルプデスク部)、システム部(開

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組織に対するロイヤリティ

組織に対するロイヤリティ

最初の会社では、「採用してくれたから」というよくある謎の恩義と、ベンチャーだったこともあり「この会社は頑張ればもっと大きくなる」という根拠の無い期待感を持っていたため、「会社のために頑張る」という気持ちを持っていました。

いわゆる、帰属意識とかロイヤリティ(忠誠心、信頼感、愛着)というやつですね。

▼ 転職して帰属意識は無くなったエンジニアとして転職し、お客様である相手先の会社に派遣されるよう

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愛こそすべて

愛こそすべて

とてもしょうもない話ですが、昔の漫画(北斗の拳、プラネテス)を久々に読んで、世の中やっぱり『愛』だなと思い返しました。

▼ 自分を愛するまずは、自分を愛する、信じることが第一です。しかし、「自分が嫌いだ」、「自分には無理だ」、「自分なんて...」と自暴自棄な人や自信が無い人は、僕の肌感覚ではありますが、割といる印象があります。

自分を本当に愛することさえ出来れば、人生の8〜9割は幸せなんじゃな

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先入観を持たないようにする

先入観を持たないようにする

新しく何かを始めるにしろ、誰かと出会うにしろ、何かしら話を聞くにしろ、本を読むにしろ、先入観を持たないようにすることが実は大事だと最近気付きました。

先日、「『素直な人』って良いよね〜」って話になったときに、「素直ってどういうことだろう?」ということを深堀りしたら、「先入観を持たないこと」だということに気付きました。

▼ 誰にでもある先入観今まで生きてきた経験で、皆さん誰にでも先入観はあります

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