渡会ななせ

どこかにいる人。 トラブル体質でよく事件に巻き込まれているけれど、何とか生きています。…

渡会ななせ

どこかにいる人。 トラブル体質でよく事件に巻き込まれているけれど、何とか生きています。 人生は流れるようにしかならない。 そんな日々の出来事や思い出を書いていきます。

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固定された記事

ぼちぼち生きてみる。

私には叶えたい夢がいくつもある。 しかしその中でも特に叶えたい夢は「ぼちぼち生きてみる」ということだ。 なんだ、簡単そうですぐにこんなものは目標達成できるじゃない…

渡会ななせ
4か月前
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愛で支配をしたかった元カレの話

私は学生時代、一つ年下の男の子と付き合っていた時期があった。 以前Noteに登場していた彼の話をしようと思う。 出会ったきっかけはよく覚えていないが、出会った数日で…

3

誰かの居場所を作りたい

私は将来、誰かにとって居場所になるような「居場所カフェ」を作りたい。 居場所カフェの存在を知るきっかけになったのは、高校時代に子ども食堂のボランティアを体験した…

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初めての一人旅で”自分”を見つけた話

マイペースで人と合わせることが苦手な私は、ある日突然遠くへ逃げようと思いついた。 もちろんいろんな人といる時間は勉強にもなるし、自分の見えないものも見える良い機…

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俳句で人生を彩りたい

「せんせい」との出会いは何とも変わったものであった。 せんせいは辺境の村で小さな店を営んでいる老人である。 数年前、私は友人達と旅をしているときに、ふとせんせい…

渡会ななせ
4週間前
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性別が違えば。

愛って難しい。 上手くいって人生を添い遂げることもできれば、ボタンの掛け違いが起きてしまい、枯れてしまうこともある。 誰かを思い続けることは苦しいし、どうしてもか…

渡会ななせ
1か月前
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自分軸ノートの作り方

友人からは再三「お前はイエスマンで、自分の意見を全く持っていないね」と指摘されることが多かった。 分かってはいたけれども、本当の自分と向き合うことへの不安、対人…

渡会ななせ
1か月前
11

拝啓 好きじゃないあなたへ。

私の恋人へ。 私とあなたは出会って数年の時間を過ごしましたね。あなたはおそらくnoteをやっていないと思うので、ここに愚痴を書いておきたいと思います。 はっきり言い…

渡会ななせ
2か月前
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発達障害でも良いところはある話。

私は大人になってから発達障害であると診断された人間である。 幼いころから周囲となじめず、社会人になってからも仕事のミスが増えて、周囲との関係がギスギスしていた。…

渡会ななせ
3か月前
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自分をほめて大事にする生き方を探してみようかな。

私が今年特に学ばなければならないこと―それは自分を大切にする方法を学ぶことであると言いたい。 まず私は過去の投稿を載せている内容から見てわかるように「自己肯定感…

渡会ななせ
3か月前
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大事な人を失った話

今でもときどき思い出しては胸を苦しめるエピソードがある。私の愚行によりある人生が狂ってしまった。きっとこの話を見た人は私のことを醜い、軽蔑するべき人間であると…

渡会ななせ
4か月前
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発達障害と一緒に生きていく

この話には投稿者の実話が含まれています。拙い文章ですが見ていただけると幸いです🙇 "変な子"として生き続けた私は幼い頃からいわゆる"変わった子ども"として見られるこ…

渡会ななせ
7か月前
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ぼちぼち生きてみる。

ぼちぼち生きてみる。

私には叶えたい夢がいくつもある。
しかしその中でも特に叶えたい夢は「ぼちぼち生きてみる」ということだ。
なんだ、簡単そうですぐにこんなものは目標達成できるじゃないか。そう思う人もいるのかもしれない。
しかし私にとってはとても難しい生き方であり、生涯を通じてでも叶えたいことなのだ。

そもそも去年、一昨年、そしてそこからかなり前で(悪い意味で)いろんな経験を積み重ねることができてきた。
そのおかげで

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愛で支配をしたかった元カレの話

愛で支配をしたかった元カレの話

私は学生時代、一つ年下の男の子と付き合っていた時期があった。
以前Noteに登場していた彼の話をしようと思う。

出会ったきっかけはよく覚えていないが、出会った数日で付き合った。
まったく知らない相手ではあったが、言われたから付き合ったというなんとも浅はかな理由だった。
当時の私に一発助走をつけたドロップキックをかましたい。

彼はとても愛情が深く、優しくしてくれる素敵な人だった。
お互い些細なこ

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誰かの居場所を作りたい

誰かの居場所を作りたい

私は将来、誰かにとって居場所になるような「居場所カフェ」を作りたい。

居場所カフェの存在を知るきっかけになったのは、高校時代に子ども食堂のボランティアを体験したこと、そして大学時代にアパートの一室を借りて誰でも自由に過ごすことにできるカフェを見つけたことが始まりである。

発達障害を持っている私は幼いころから周囲から浮いた人生を歩んでいた。
独特の感性や世界観を持っており、思いついた時にはその行

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初めての一人旅で”自分”を見つけた話

初めての一人旅で”自分”を見つけた話

マイペースで人と合わせることが苦手な私は、ある日突然遠くへ逃げようと思いついた。
もちろんいろんな人といる時間は勉強にもなるし、自分の見えないものも見える良い機会だった。
でも、それでも自分は周りと何か歯車が合わないと苦しめられることがあった。周りは個性もあり、自立しているのに私だけ何もない。ただ私は漠然と「普通」になりたかった。

気が付けば私は住んでいるところよりも遠い、一人で気兼ねなく考える

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俳句で人生を彩りたい

俳句で人生を彩りたい

「せんせい」との出会いは何とも変わったものであった。
せんせいは辺境の村で小さな店を営んでいる老人である。

数年前、私は友人達と旅をしているときに、ふとせんせいに呼ばれてその店に立ち寄ったことがきっかけでささやかな交流が始まった。
せんせいはとても奇抜でロックな人であった。
彼は年をとっても若々しく、人生はハングリー精神で生きるものであると捉えて、常に新しいことに挑戦し続けては新しい世界を作るよ

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性別が違えば。

性別が違えば。

愛って難しい。
上手くいって人生を添い遂げることもできれば、ボタンの掛け違いが起きてしまい、枯れてしまうこともある。
誰かを思い続けることは苦しいし、どうしてもかなわないと分かった時は、生きていることの意味を失ってしまうほどだ。

私は過去に心の底から愛した人がいた。
好きなタイプや性格もにその子のために近づけて、その子の気持ちを振り向かせようと一生懸命頑張っていたこともあった。

しかしその恋は

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自分軸ノートの作り方

自分軸ノートの作り方

友人からは再三「お前はイエスマンで、自分の意見を全く持っていないね」と指摘されることが多かった。
分かってはいたけれども、本当の自分と向き合うことへの不安、対人関係が壊れてしまう怖さに悩まされ続けてきた。
その結果相手のことしか考えずに、自分を大事にできない「自己犠牲」の存在になってしまった。
ある日ふとこの生き方をしていると、いつか自分が自分ではなくなってしまうような恐怖が全身に降り注いできた。

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拝啓  好きじゃないあなたへ。

拝啓 好きじゃないあなたへ。

私の恋人へ。

私とあなたは出会って数年の時間を過ごしましたね。あなたはおそらくnoteをやっていないと思うので、ここに愚痴を書いておきたいと思います。
はっきり言いましょう。私は出会ったときからあなたのことは好きではありませんでした。

そもそもあなたとの出会いは、私が迷子になっていたところをひょんなタイミングで見つけて案内してくれて、その後にいろいろあって付き合いましたね。
あなたは私のことを

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発達障害でも良いところはある話。

発達障害でも良いところはある話。

私は大人になってから発達障害であると診断された人間である。

幼いころから周囲となじめず、社会人になってからも仕事のミスが増えて、周囲との関係がギスギスしていた。
職場で先輩が「ああ、私達仕事柄そういう子にも会うけど、あなたもしかするとそっち側かもね」と軽い気持ちで言った言葉が今でも棘として残り続けている。
ミスは許されないような環境、陰口を言われるような世界。
気が付けば私は精神を病むようになり

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自分をほめて大事にする生き方を探してみようかな。

自分をほめて大事にする生き方を探してみようかな。

私が今年特に学ばなければならないこと―それは自分を大切にする方法を学ぶことであると言いたい。

まず私は過去の投稿を載せている内容から見てわかるように「自己肯定感」「自分を大切にする」ことに疎い。

周りが犠牲になるくらいならば自分がその役目を請け負って恨みを買えばいい。だから自分をいかに傷つけても全く気にしない。
どんなに褒めてもらっていても、いつかは裏切られる。そんなことならば素直に言葉を受け

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大事な人を失った話

大事な人を失った話


今でもときどき思い出しては胸を苦しめるエピソードがある。私の愚行によりある人生が狂ってしまった。きっとこの話を見た人は私のことを醜い、軽蔑するべき人間であると思うだろう。しかし他の人には私のような人生の二の舞を踏んでほしくはない。だからその胸のつかえを取るためにもここに書き残していこうと思う。

私にはかつて心の底から大事にしていた親友がいた。

物語の始まりまずその子との出会いについて語ろうと

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発達障害と一緒に生きていく

発達障害と一緒に生きていく

この話には投稿者の実話が含まれています。拙い文章ですが見ていただけると幸いです🙇

"変な子"として生き続けた私は幼い頃からいわゆる"変わった子ども"として見られることが多かった。
集団生活の中で生活する時も、自分の興味のあるものにしか目がいかず、時々輪の中から外れてしまうことがあった。
そのせいでいじめや周囲の環境から浮き続けてしまうことがあった。
何とか周りの人に合わせようと努力をするものの

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