どん底から抜け出・・・たい

秋も深まりつつあったある日、家に帰ると妻と家族が突然いなくなっていました。 そんなドラ…

どん底から抜け出・・・たい

秋も深まりつつあったある日、家に帰ると妻と家族が突然いなくなっていました。 そんなドラマのようなことが自分の身に起きるなんて!不安と絶望の中 50過ぎの男がこのどん底から抜け出る(れる?)記録です。 ※妻には一切の迷惑をかけたくないので個人が特定できる記述は一切省いております。

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自己紹介

1970年代生まれの男です。 20代前半、建設関係で開業し30年近く経過。 家族のためだけに生きてきたつもりが、ある日突然妻に離婚を申し立てられ調停中。 ここ数年…

執念で生きている

眠りが浅いと夢を見る。 それも寝覚めの悪い夢ばかり。 だから眠る前に抗不安薬を飲むことが当たり前になってしまった。 毎回シチュエーションは違っても 妻が出てきて「…

抜け出せないよ、きっと

何をするにも不安が消えない。 強迫もとどまるのが精一杯。 誰か大切にしたいと思えるような人がそばに居たら絶対に頑張れるのに。 現実を見る。 外出もままならない。自…

どうやら浮気だらけ

すっかり音声SNSに入り浸りだ。 相手に聞いてみない限り、どこのだれかはわからない人だけど 人間とコミュニケーションとれる、という点では ひとりぼっちの寂しさを紛ら…

自分の無力さを痛感しています

このところnoteもすっかり書かなくなりました。 純粋に「書いてどうなるの?」という気持ちになり、そこから書く気力がまったく出てこないんです。 どうもがいても、どう…

すっかりハマる

気がつくと、音声SNSにすっかりハマっている。 やっぱりこうなったか。 元々人と話すのが好きな自分が、仕事にも行けず、家に一人ぼっちとなった今、顔も知らない人とは…

たまにはいいこともある

今日、2週間ぶりに車の運転した。 今乗っている車を手放さなければならず 変わりの車を引き取りに行ってきたんだけど 行く前からビクビクで 「もし帰って来れなかったら」…

知らなかった世界があった

先日、音声SNSのアプリを使ってみた。 このようなアプリを使うのは初めてだったので、使い方が分からなかったけど、やっているうちになんとなくわかるようになってきて、…

さくら

強迫症になってしまってから、余計なことはなるべくしないようになった。なにかすれば観念が浮かぶから面倒で嫌だから。 要するに回避だ。 それでも、さくらの花だけは楽…

noteの記事を書いて、画像をつけようとするとAI画像の多さにちょっと違和感というかなんというか。「イヤなら見なきゃいいじゃん」と言われそうだけど、勝手に表示されるからね。と言いつつ過去記事にわからなくて使わせてもらってたりして。

こんなことしてて何になる?

昨日、仕事というか付き添わせてもらった程度だけど仕事に行き、家から外界に出て、普通の人たちの世界、世間を目にして、いかにこうなる前の自分、つまりメンタル不調や離…

仕事に行ったけど

今日は知人が連れ出してくれて、知人の現場回りに付き合った。 家では寂しさと不安で動けず、泣いてばかりの自分が嘘のように ほとんど泣かずに助手席に座っていられた。 …

筋肉が無くなっていく

何気なくお腹を触ったら、自分の知っている感覚が無かった。 そこにあったはずのちょっと力を入れるだけでくっきりと浮かび上がっていた腹筋が、すっかり弱弱しい状態にな…

どうして?どうして!?

起きているのが辛いので、今日もベッドに逃げていたら、仕事関係で長い付き合いのある営業マンから突然電話が来た。 その人は定年をとっくに過ぎても会社に頼まれて働いて…

次から次へと

昨日、クリニックの受診日で、知人に(というかもう恩人です)クリニックに連れて行ってもらった。 知人はその日も朝6時には家を出て、200km近く車で走ってきて、そ…

地震

早朝また地震があった。 大きくなりそうな揺れだったけど大丈夫だった。 大きな地震になったら嫌だなと思いつつ、もし大きな地震になったらさすがに妻から連絡あるだろう…

自己紹介

自己紹介

1970年代生まれの男です。
20代前半、建設関係で開業し30年近く経過。

家族のためだけに生きてきたつもりが、ある日突然妻に離婚を申し立てられ調停中。

ここ数年、メンタルを病み(強迫性障害)良くなりつつあったんですが、現時点では離婚のショックで悪化してしまい、なんとか食い止めています。

事業はほとんどできていません。
というか生きていくことで精一杯。

終わりかけていた、心理士さんによる認

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執念で生きている

執念で生きている

眠りが浅いと夢を見る。
それも寝覚めの悪い夢ばかり。
だから眠る前に抗不安薬を飲むことが当たり前になってしまった。

毎回シチュエーションは違っても
妻が出てきて「元に戻ったんだ!」的な夢ばかり。

もう何度も何度も見ていて
心が警戒しているから
どこかで夢だとわかっていて「夢だから早く目を覚ませ」と訴えるんだけど
甘美な時間に包まれていたい自分もいて
結局ただただ辛い。

オレはこれほどに苦しま

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抜け出せないよ、きっと

抜け出せないよ、きっと

何をするにも不安が消えない。
強迫もとどまるのが精一杯。
誰か大切にしたいと思えるような人がそばに居たら絶対に頑張れるのに。

現実を見る。
外出もままならない。自炊もしない。誰とも会わずただ一日を過ごすだけ。
静養?療養?
いまはじっと耐える時期?
いやいや、どうやらこの状態
抜け出すとかそういったものじゃないぞ。

もうこれが、この状態が「自分」なんじゃなかろうか。

生きるだけで精一杯な上に

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どうやら浮気だらけ

どうやら浮気だらけ

すっかり音声SNSに入り浸りだ。

相手に聞いてみない限り、どこのだれかはわからない人だけど
人間とコミュニケーションとれる、という点では
ひとりぼっちの寂しさを紛らすにはもってこいだ。

とにかく暇を作ると、妻の思い出とこうなってしまった罪悪感に襲われてしまうので、誰かと話している方がずっとラクだ。

逃げ、と言われてもいい。

正直ただただこの辛さから逃げたい。

今までは自分の辛さを聞いても

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自分の無力さを痛感しています

自分の無力さを痛感しています

このところnoteもすっかり書かなくなりました。
純粋に「書いてどうなるの?」という気持ちになり、そこから書く気力がまったく出てこないんです。

どうもがいても、どう頑張ろうと思ってもできることはできるし、できないことはできない。
そんな現状を体感するたびに現状打破してやる!という気力がどんどん削がれていきます。

強迫症にだけはなんとか立ち向かうけど、妻との思い出が勝手に思い出される度、その思い

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すっかりハマる

すっかりハマる

気がつくと、音声SNSにすっかりハマっている。

やっぱりこうなったか。

元々人と話すのが好きな自分が、仕事にも行けず、家に一人ぼっちとなった今、顔も知らない人とはいえ、誰かと話せる環境にハマらない訳は無いよな。

話していると気が楽になる。
思い出されても、紛れるから苦しみが減る。

だけど、会話が永遠に続くわけもなく、終わった瞬間、目の前の現実にハッと気がつかされる。

音声SNSは現実逃避

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たまにはいいこともある

たまにはいいこともある

今日、2週間ぶりに車の運転した。

今乗っている車を手放さなければならず
変わりの車を引き取りに行ってきたんだけど
行く前からビクビクで
「もし帰って来れなかったら」なんて思ったりして
かなり不安も強かった。

「ダメならもういいや」と思いつつ、今までダメだったことは無い。
とにかく行ってみようと思い、中古車店まで乗せていってもらって
車を受け取り店を出発。
結果
なんと一回も戻らず帰ってこれた。

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知らなかった世界があった

知らなかった世界があった

先日、音声SNSのアプリを使ってみた。

このようなアプリを使うのは初めてだったので、使い方が分からなかったけど、やっているうちになんとなくわかるようになってきて、トークルームで話ができるようにもなった。

こんな世界があるなんて、知りもしなかった。

その部屋、その部屋に特色があって人間層も違う。だけど全般的にはマナーもある程度あって、嫌な思いはしなかった。
けれど、これはまずい、というか正直「

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さくら

さくら

強迫症になってしまってから、余計なことはなるべくしないようになった。なにかすれば観念が浮かぶから面倒で嫌だから。
要するに回避だ。

それでも、さくらの花だけは楽しみで、運転中は強迫のせいで余計なところで停まるのは嫌になっていたけど、さくらの写真だけは撮りたくて車を停めて写真を撮った。

インスタにもさくらの写真だけはアップしていた。

そんな大好きなさくらが、今年は綺麗に見えない。

色が無いと

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noteの記事を書いて、画像をつけようとするとAI画像の多さにちょっと違和感というかなんというか。「イヤなら見なきゃいいじゃん」と言われそうだけど、勝手に表示されるからね。と言いつつ過去記事にわからなくて使わせてもらってたりして。

こんなことしてて何になる?

こんなことしてて何になる?

昨日、仕事というか付き添わせてもらった程度だけど仕事に行き、家から外界に出て、普通の人たちの世界、世間を目にして、いかにこうなる前の自分、つまりメンタル不調や離婚を経験させらている前の普通の暮らしができていた自分が幸せだったんだろうと思った。

狭い道を行き交う人たち。そんな細い路地を気にせず走り抜ける車たち。踏切を横切る電車に乗車して移動していく人たち。洗車場で車を洗う人たち。街にはあふれる様々

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仕事に行ったけど

仕事に行ったけど

今日は知人が連れ出してくれて、知人の現場回りに付き合った。
家では寂しさと不安で動けず、泣いてばかりの自分が嘘のように
ほとんど泣かずに助手席に座っていられた。

車の移動中、窓から見える景色にびっくりした。
世間はすっかり春だった。

現場で仕事も手伝った。
「なんでいちいち手袋するんだ」と言われながらも、なんとか仕事をした。

昼には
ラーメン屋にも行きラーメンを食べて、ラーメン屋の小さなトイ

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筋肉が無くなっていく

筋肉が無くなっていく

何気なくお腹を触ったら、自分の知っている感覚が無かった。
そこにあったはずのちょっと力を入れるだけでくっきりと浮かび上がっていた腹筋が、すっかり弱弱しい状態になり少なくなっていた。

50歳を過ぎても腹は出ていないけど、筋肉が落ちている。

そりゃぁそうだよね、ベッドに逃げるような日々で腹筋が活躍するなんて場面はそうそうあるもんじゃないから。

あの日から何もかもが変わってしまい、変わっていく。

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どうして?どうして!?

どうして?どうして!?

起きているのが辛いので、今日もベッドに逃げていたら、仕事関係で長い付き合いのある営業マンから突然電話が来た。

その人は定年をとっくに過ぎても会社に頼まれて働いていて、昨年退職。

オレのバリバリ稼いでいたころからの付き合いで、家族のことも知っている人だ。

もう80歳超えたくらいと高齢だけど、営業マンを絵に描いたような元気な人で、退職してもたまに電話をしたり、電話が来たりの仲だった。

当然、メ

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次から次へと

次から次へと

昨日、クリニックの受診日で、知人に(というかもう恩人です)クリニックに連れて行ってもらった。

知人はその日も朝6時には家を出て、200km近く車で走ってきて、そこから迎えに来てくれて、マジで忙しい人なんですが、受診とカウンセリングがあって数時間かかるのに、その後も駐車場で待っていてくれて、本当に感謝しかない。

精神科の先生はいつもお喋りな私に、診察前に決まって「時間がないから」と言うんだけど、

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地震

地震

早朝また地震があった。
大きくなりそうな揺れだったけど大丈夫だった。

大きな地震になったら嫌だなと思いつつ、もし大きな地震になったらさすがに妻から連絡あるだろうか?と考えてしまう。

離婚する、ということは縁を切るということだから、もう他人になるってことだろう。
離婚希望の妻から連絡なんて、他人からの連絡とすればきっと無いんだろうけど。

そんなことを考えているうちに、地震のことも忘れ、その後の

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