ひるね(Yangzom)

なんでも書いて記録しておきたい性分の女。ブータン人国際結婚/3人家族。ご飯が美味しい、…

ひるね(Yangzom)

なんでも書いて記録しておきたい性分の女。ブータン人国際結婚/3人家族。ご飯が美味しい、清潔で便利な日本が1番好きだけど、たまに海外で異国の空気を味わうのが好き。  ここに載ってるのは2013、2015にブータンに行った時の記録など。

マガジン

  • だらもぐブータン日記 2015夏

    ブータン人の夫と一緒に帰省してみた。なかなか行けないインドと隣り合う南部の町フィンツェリンの話も。 ★ブータンの老舗パン屋さん ★門の向こうはインド!あったかい南町フィンツェリン。 ★毎日食べたいチベット餃子とスープ ★日本米もあるファーマーズマーケット ★村の暮らし体験 ・・・など。 幸せになりたくて行ったわけじゃない。バックパッカーでもない。旅慣れもしていない。ただ辛いものは結構イケる私の体験記。

記事一覧

ミニ番外編 ブータンのバターケーキたち。

こんにちは。 こちらは番外編コラムです。ブータンで見つけたケーキの写真が溢れすぎて、本記事に載せきらないためこちらでまとめることにしました。 まだご覧になってい…

第十五回 (秋になれば)オグロヅルが舞う渓谷プブジカ。日本の○○を発見!

こんにちは! 今日はブータンの ”プブジカ”という村を紹介しますね。 表紙にもあるように、プブジカはとても開けたエリアなんです。 ブータンはヒマラヤの中の国なの…

第十四回 フィンツェリン後編 都会風→地元の暮らし (ハマったお菓子とバウチャーの話付き)

こんにちは! 前回はブータンの南の街、フィンツェリンをご紹介しました。 今日はその続編です。 フィンツェリン滞在中は・・・ 『ブータンにもこんな街があるんだー!…

第十三回 ブータンだけど、ほぼインド?一味違うフィンツェリン!

こんにちは! 前回はプナカという地域のゾンを紹介しました 第十二回 役所と寺院のハイブリット施設・プナカゾンでブータン人気分!(廃墟から緑の草が生えています。)…

第十二回 役所と寺院のハイブリット施設・プナカゾンでブータン人気分!(廃墟から緑の草が生えています。)

こんにちは。 今回はブータンのプナカという地域にあるプナカゾンをご紹介します。 タイトルに書いた通りなのですが、 ゾン、とは 市役所+寺院 の総合施設のようなと…

第十一回 ブータン農家の朝ご飯&広い仏間でお祈り。(フレッシュエゼのレシピ付)

こんにちは。 前回から村の暮らしの話をしています。 第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も) 旦那の実家に泊まった朝、なんとなんと! 私たちが寝てい…

第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も)

こんにちは。 今日はブータン人旦那の実家へ帰った時のお話です。 旦那の実家は、首都ティンプーから山道を2時間ほど行ったところにある村です。 この年の道は大変でし…

第九回 日本でも買える!禁煙国ブータンの嗜好品ドマ。(女性にも人気のココナッツやかっちかちの乾燥チーズもね)

こんにちは。 今回はブータンのあらゆる嗜好品について紹介します。 あらゆる、ということは、そうです。いろいろあるんです。 実はブータンはタバコの販売が禁止されて…

第八回 ブータン女性の伝統衣装キラを作る!

こんにちは。今回はブータンの伝統衣装、キラのお話です。 ブータンでは、や市役所など改まった場所へは伝統衣装を着て、正装で行くことが決められています。 観光客は着…

第七回 ブータンの餃子はゾンバラのモモ!(ピーチティーにおぼれる話付き)

今日はブータンで人気の餃子の話です。 ブータンで出回っている餃子はチベットやネパールかた伝わった、モモという餃子。 モモはブータンでも大人気。 スナック感覚で会…

第六回 ブータンの台所 二階建てファーマーズマーケット (果物は神聖なホーリーウォーターで洗う!)

こんにちは。 今日はブータンの首都ティンプーのファーマーズマーケットを紹介です。 お肉、野菜、フルーツ、お米、粉類、なんでもそろうティンプー。明日から田舎へ帰る…

第五回 ブータンで食べる老舗ベーカリーのお気に入りチョコレートケーキ!

こんにちは! 先日久しぶりにブータンがテレビに特集されていました。テレビ東京の番組で、百円ショップのアイテムをブータンに持っていったら何が喜ばれるか?という内容…

第四回 ブータン首都ティンプーで腹ごしらえ。ここは唐辛子を野菜として食べる国!

こんにちは。 前回の記事はこちら! 第三回  ブータンの道をゆく。伝統建築とカラフルな建物たち!(助手席からの景色) そろそろ食べ物の話題。 ブータンの食べ物・…

第三回 ブータンの伝統建築とカラフルな建物たち!(助手席からの景色)

こんにちは。 過去の記事はこちら↓ 第0回 はじめまして(私がこれから書くことです) 第一回 ブータンの玄関口、パロ国際空港はすでに標高○○○○メートル。 第二回…

第二回 とりあえず空港のお外でティータイム。(こぼれ話付)

こんにちはー。前回の空港のお話に引き続き、今回は空港に着いてからブータンにどんどん踏み入れて行きます。 空港に着いて義理の姉家族に会ったあと、一番最初にすること…

第一回 ブータンの玄関口、パロ国際空港はすでに標高○○○○メートル。

ブータンの空港の話です。  まずブータンは中国とインドに挟まれた人口約70万人の小さな王国です。ヒマラヤの山々に囲まれているため、電車などの公共交通機関は発達して…

ミニ番外編 ブータンのバターケーキたち。

ミニ番外編 ブータンのバターケーキたち。

こんにちは。

こちらは番外編コラムです。ブータンで見つけたケーキの写真が溢れすぎて、本記事に載せきらないためこちらでまとめることにしました。

まだご覧になっていない方は元記事はコチラです↓

第五回 ブータンで食べる老舗ベーカリーのお気に入りチョコレートケーキ!

まずは首都ティンプーで見つけたケーキ。

上から二段目にシュークリームのようなエクレアのようなスイーツがありますね!今気づきました

もっとみる
第十五回 (秋になれば)オグロヅルが舞う渓谷プブジカ。日本の○○を発見!

第十五回 (秋になれば)オグロヅルが舞う渓谷プブジカ。日本の○○を発見!

こんにちは!

今日はブータンの ”プブジカ”という村を紹介しますね。

表紙にもあるように、プブジカはとても開けたエリアなんです。

ブータンはヒマラヤの中の国なので、こうやって開けた景色を見るのは

本当に本当にレアなんです。

赤いシャツは、毎朝お茶を寝床まで持ってきてくれる、優しい義理の弟くんです。

このプブジカには、毎秋オグロヅルという鶴が来て、冬を過ごしてまた去っていくそうです。

もっとみる
第十四回 フィンツェリン後編 都会風→地元の暮らし (ハマったお菓子とバウチャーの話付き)

第十四回 フィンツェリン後編 都会風→地元の暮らし (ハマったお菓子とバウチャーの話付き)

こんにちは!

前回はブータンの南の街、フィンツェリンをご紹介しました。

今日はその続編です。

フィンツェリン滞在中は・・・

『ブータンにもこんな街があるんだー!』という驚きの連続。

これは車からの景色なんですが

街の向こうに、ひろ~~~~い草原が広がっていました。

山岳地帯なのでこういった平野がとてもレアなんです(笑)。

そして主人のお父様が昔働いていたという工場エリアには

ペプ

もっとみる
第十三回 ブータンだけど、ほぼインド?一味違うフィンツェリン!

第十三回 ブータンだけど、ほぼインド?一味違うフィンツェリン!

こんにちは!

前回はプナカという地域のゾンを紹介しました

第十二回 役所と寺院のハイブリット施設・プナカゾンでブータン人気分!(廃墟から緑の草が生えています。)

今日は打って変わってブータンの南に位置する町、フィンツェリンをご紹介します。

義理の姉家族がフィンツェリンに住んでいるので、二泊させてもらいましたが、ティンプーからは車で5時間くらいかかるので観光で行く人は少ないです。

ただただ

もっとみる
第十二回 役所と寺院のハイブリット施設・プナカゾンでブータン人気分!(廃墟から緑の草が生えています。)

第十二回 役所と寺院のハイブリット施設・プナカゾンでブータン人気分!(廃墟から緑の草が生えています。)

こんにちは。

今回はブータンのプナカという地域にあるプナカゾンをご紹介します。

タイトルに書いた通りなのですが、

ゾン、とは 市役所+寺院 の総合施設のようなところ。

ブータン人にとって大切な場所です。

主要地域にはこのゾンがあり、例えばパロにあればパロゾンと呼ばれます。

今回紹介するプナカゾンは、環境も相まって特別なゾンの一つです。

昔はプナカが首都だったそうです。

プナカゾンは

もっとみる
第十一回 ブータン農家の朝ご飯&広い仏間でお祈り。(フレッシュエゼのレシピ付)

第十一回 ブータン農家の朝ご飯&広い仏間でお祈り。(フレッシュエゼのレシピ付)

こんにちは。

前回から村の暮らしの話をしています。

第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も)

旦那の実家に泊まった朝、なんとなんと!

私たちが寝ているところに弟くんがバター茶を持ってきてくれました!なんて贅沢な朝なんだ。

朝一のバター茶。

バター茶はもちろん大好きですが、人が淹れてくれるお茶やコーヒーって特別に美味しいですよね。

早起きして、寝ている私たちのためにバ

もっとみる
第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も)

第十回 村の暮らしを体験する in ブータン(こぼれ話も)

こんにちは。

今日はブータン人旦那の実家へ帰った時のお話です。

旦那の実家は、首都ティンプーから山道を2時間ほど行ったところにある村です。

この年の道は大変でした。いたるところが工事中。

この狭い道で、トラックがどう行き違う!ちなみに向こう側は崖。

でも、できちゃうんだなぁ~。

工事作業は、出稼ぎのインド人の方々が行っています。

はたまた

土砂崩れも日常茶飯事。

目的地へ向かう際

もっとみる
第九回 日本でも買える!禁煙国ブータンの嗜好品ドマ。(女性にも人気のココナッツやかっちかちの乾燥チーズもね)

第九回 日本でも買える!禁煙国ブータンの嗜好品ドマ。(女性にも人気のココナッツやかっちかちの乾燥チーズもね)

こんにちは。

今回はブータンのあらゆる嗜好品について紹介します。

あらゆる、ということは、そうです。いろいろあるんです。

実はブータンはタバコの販売が禁止されている、禁煙国。

でも、ブータンにはタバコと取って代わる嗜好品がいくつかあります。日本でも買えるので、勇気のある方はぜひ。

まずは「ドマ」

インド、ネパール、タイあたりでも食べられているドマ。

味がない、渋いナッツ(ビターナッツ

もっとみる
第八回 ブータン女性の伝統衣装キラを作る!

第八回 ブータン女性の伝統衣装キラを作る!

こんにちは。今回はブータンの伝統衣装、キラのお話です。

ブータンでは、や市役所など改まった場所へは伝統衣装を着て、正装で行くことが決められています。

観光客は着なくても大丈夫です。

私は今後もブータンへ行くし、お寺にも市役所にも行くことがあるので、初めてブータンへ行った日の初日にキラを作りました。

ちなみに

男性が着る伝統衣装をは「ゴ」 といいます。

じんべい風?ゴは着物のように一枚布

もっとみる
第七回 ブータンの餃子はゾンバラのモモ!(ピーチティーにおぼれる話付き)

第七回 ブータンの餃子はゾンバラのモモ!(ピーチティーにおぼれる話付き)

今日はブータンで人気の餃子の話です。

ブータンで出回っている餃子はチベットやネパールかた伝わった、モモという餃子。

モモはブータンでも大人気。

スナック感覚で会議中に食べたり、コバラが減ったら食べたり、お酒のつまみに食べたりと、ブータン人の大好物の一つです。

首都ティンプーで人気のモモのお店、ゾンバラ。(ZOMBALA)

人気過ぎてZOMBALA2(ツ―)もあるらしい。

お店の中は友達

もっとみる
第六回 ブータンの台所 二階建てファーマーズマーケット (果物は神聖なホーリーウォーターで洗う!)

第六回 ブータンの台所 二階建てファーマーズマーケット (果物は神聖なホーリーウォーターで洗う!)

こんにちは。

今日はブータンの首都ティンプーのファーマーズマーケットを紹介です。

お肉、野菜、フルーツ、お米、粉類、なんでもそろうティンプー。明日から田舎へ帰る、という時はここでまとめ買いです。

特に村の人たちはお肉を食べる機会があまりないようなので、主人はお肉を買っていきます。

ティンプーのファーマーズマーケットはコンクリート二階建ての建物で行われています。

いい全体写真がなくすみませ

もっとみる
第四回 ブータン首都ティンプーで腹ごしらえ。ここは唐辛子を野菜として食べる国!

第四回 ブータン首都ティンプーで腹ごしらえ。ここは唐辛子を野菜として食べる国!

こんにちは。

前回の記事はこちら!

第三回  ブータンの道をゆく。伝統建築とカラフルな建物たち!(助手席からの景色)

そろそろ食べ物の話題。

ブータンの食べ物・・・テレビなどでもしかしたら見たことがある人もいるかもしれません。彼らは唐辛子を野菜として食べます。

唐辛子をチーズで煮込んだエマダツィは、ド定番。日本でいうところの味噌汁的ポジションです。緑色の唐辛子も、赤い唐辛子も、エマダツィ

もっとみる
第三回 ブータンの伝統建築とカラフルな建物たち!(助手席からの景色)

第三回 ブータンの伝統建築とカラフルな建物たち!(助手席からの景色)

こんにちは。

過去の記事はこちら↓

第0回 はじめまして(私がこれから書くことです)

第一回 ブータンの玄関口、パロ国際空港はすでに標高○○○○メートル。

第二回 とりあえず空港のお外でティータイム。(こぼれ話付)

今回からは早速ブータンの町や村へ繰り出します!

助手席からの写真で失礼します。こちらに写っている道は街中で、コンクリートで舗装されています。明らかに一台しかすれ違えない橋の

もっとみる
第一回 ブータンの玄関口、パロ国際空港はすでに標高○○○○メートル。

第一回 ブータンの玄関口、パロ国際空港はすでに標高○○○○メートル。

ブータンの空港の話です。 

まずブータンは中国とインドに挟まれた人口約70万人の小さな王国です。ヒマラヤの山々に囲まれているため、電車などの公共交通機関は発達していません。

つまり自分一人で行って地図を見ながら歩いてみる、困ったらタクシーを捕まえてみる、なんていうことはできません。ではどうするのかと言うと、ガイドさんがガイドさんがアテンドします。

ブータン王国へ行くには、まず旅行会社へ問い合

もっとみる