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輝く文章

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noteの中で書いた文章はこちらにまとめました。
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#バンド

うだつが上がらない2

うだつが上がらない2

2週間前と同様、どことなく調子の上がらない日々が続いている。読みたい気持ちはあっても本が読めず、それが少し辛い。前回は無心でプレイしていたSwitchの花札、今は起動する気が起きずそのままだ。
またこれは偶然重なったのだけど、自分が相手にネガティブな印象を与えるコミュニケーションを取っていたと知る機会が複数回あり、そういえば自分はずっとこの「コミュニケーション」面の失敗を積み重ねてきて今があるのだ

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27歳

27歳

ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンのように、27歳で死にたいとか、逆に27歳まで”生き延びてしまった”みたいな発言をするような、「27歳」を特別視する一部のムーブメントが苦手である。今の若い方たちの中に、この27歳を特別視する人間がどれほどいるのかは不明だが、わたしが20代の時には「俺は27歳で死ぬ」と豪語する者、無事27歳を迎えた事実を何かしら含みを持たせてアピールする者などがいた。

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人生豊か化コンテンツたち

人生豊か化コンテンツたち

最近、わたしをワクワクさせてくれるコンテンツが新たに見つかった。ひとつは漫画、そしてもうひとつは音楽だ。

まず漫画について。「ジョジョ」の愛称で有名な荒木飛呂彦作「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの面白さに衝撃を受けたのである。こんなに面白いコンテンツがあるなんて知らなかった、と早速第5部までの漫画を中古でまとめ買いし、同時にアニメの方も日々少しずつ視聴。ある程度アニメを視聴し終えたら漫画を読もう

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2年

2年

先日、約2年ぶりにバンドでライブをした。
この状況下での音楽活動を渋っていたのは主にわたしで、そうこうしているうちに2年が経ってしまったのだ。今もライブをすることに不安や恐れがないわけではないが、旧知の仲であるバンドから誘いを受けたツーマンライブイベントであること、また先んじて3回目のワクチン接種を終えていたこともあり、ライブへと踏み切った。

フロアに集まったお客さんの顔を見ながら、これまで当た

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ここ最近、どうしていたかという話

ここ最近、どうしていたかという話

隔週土曜にnoteにてエッセイを更新すると掲げていたが、体調不良もありつつ、あれよあれよといううちに、2回連続でnote更新を怠ってしまった…。本日からまた、隔週土曜エッセイを再開しようと思う。

まず初めに触れたいのは、現在の状況だ。きっと、わたしが置かれている状況と皆さんが置かれている状況は、ほとんど同じかもしれないけれど…。
わたしは先月末からぱったりと仕事が入らなくなった。懇意にしてくれて

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2週間日記

2週間日記

本日のエッセイは、ここ2週間の出来事を日記形式でアップすることにします。

3月7日(土)
翌日が誕生日なので、それらに関するエッセイを書く。

3月8日(日)
誕生日を迎えた。ドラえもんの映画を観る予定だったけれど、上映延期になったため、代わりにアリ・アスター監督の『ミッドサマー』を観ることにする。衝撃を受けるシーンもあったが、周りの評判ほど心に傷を負うことなく観終えた。どちらかというと、冒頭の

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ヒガシノメーコ爆誕前夜

ヒガシノメーコ爆誕前夜

明日、3月8日はわたしの誕生日。(YATTTA!)
その前日である今日が隔週土曜のエッセイ更新日になったため、本日は自分自身をしっかりと振り返っていきたい。

そんなことは言っても、今は正直、誕生日ワーイなどと言える状況ではない気がする。新型ウイルスの蔓延、マスク不足、教育機関の一斉休校等、前向きでないニュースばかりが溢れている。さらにライブハウスからウイルス感染者が出たことから、ライブハウスやバ

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2019年:「生きている感」のある年でした

2019年:「生きている感」のある年でした

年内最後のnoteが今年もやってきた。毎年この時期は、去年最後に書いた記事を見返すのだけど、2018年ラストは占い師からの”逃げは良くない”という言葉に違和感を覚えながら、派遣仕事とかけ持ちをする半分フリーランスから「完全フリーランス」になることについて、期待と不安がない交ぜになった気持ちを語っていた。
▼2018年12月29日/逃げて良し

そう。2019年は、”フリーライター1本で生きてい

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絵に描いたような「青春」がある人、そしてない人

絵に描いたような「青春」がある人、そしてない人

人づてに聞いた話だと、最近周りでは、出会ったり別れたりといった事案が頻発しているらしい。「夏だからかな」と誰かが言っていた。そうか。「夏だから」なのか、と思った。

夏だから。
あまりの暑さに、いつもなら笑って流せる相手のちょっとしたことが、許せなくなってしまったのだろうか?

夏だから。
あまりの暑さに、普段は気にも留めない相手の一言が、なんだかステキに心に響いてしまったのだろうか?

それって

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朝マックとエモ

朝マックとエモ

ちょうど2週間前の土曜日、わたしは久しぶりに朝帰りをしていた。理由はなんてことない、バンドのレコーディングをしていたからだ。むしろ、朝帰りをしなければならないときは、いつもバンド関連の理由がある。

前日、金曜日の23時過ぎにスタジオへ集合。みんなで準備をして、まずはわたしからレコーディングスタート。
※ベース(わたし)とギターのみのパート別録音だった。

深夜2時過ぎに録音を終え、ギターに選手交

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バカ娘元気に生きる

バカ娘元気に生きる

今日は父の命日。彼が亡くなって、5回目の年だ。もともと、父の話を書きたくてnoteを始めたのだが、それ以降も毎年違う視点でこの日について考えをしたためている。

■命日 2年の記事…「おっさんの妖精が本当になった日。」
■命日 3年の記事…「妖精の命日。(おっさんへ)」
■命日 4年の記事…「――――という、はなし。」

あれから5年もの月日が流れると、わたしの状況も一段と変わり、バンドのCDが

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これからもずっと、ギターは弾けない。

これからもずっと、ギターは弾けない。

わたしは現在バンドでベースとボーカルを担当しているのだけど、高校時代は軽音楽部でギターを弾いていた。「実は昔、ギターを弾いていたんですよ~」と自慢できるほど上手くなかったし、今思うとギターよりベースの方が性に合っていた、というくらいの話だったから、周りの人にこの話をしたこともほとんどがない。

高校時代のわたしは、ギターが全然上手くなかった。まずギターをはじめるにあたって、コードを覚えるのが面倒く

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「社会の荒波」楽しむスタイル

「社会の荒波」楽しむスタイル

相も変わらず、社会における対人関係とコミュニケーションがすこぶる苦手で。20歳で社会に出て7年も経つというのに、いまだに冷や汗をかき、思考が止まり、そして周りの人々の時間を止める大事故をたくさん起こしている。バンド活動をしているわたしを知っている人たちは、「そんな風に見えないけどなあ」と思うかもしれないし、「やっぱり見た目通りだね…」と頷くかもしれない。そんな中、またしても仕事環境が変わるイベント

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瞬間湯沸かし器のムスメ

瞬間湯沸かし器のムスメ

過去に何回かnoteの記事にしたように、うちの父はおっさんの妖精のような不思議で穏やかな人柄だった。人がそばにいるといつも口角は少し上を向いていており、家族で買い物に行ったときなども、気付けばふらりと近くの人に話しかけたりしていた。生前は新宿ゴールデン街の飲み屋でたくさん友人を作っていたらしく、お葬式にはその友人らがたくさん来てくれた。

しかしそんな父は、意外にも「怒りやすい性格」だった。ワハハ

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