感傷家

有料記事の殆どは購入を想定しておりません。あなたの貴重なお金を溝に捨てるようなことはお…

感傷家

有料記事の殆どは購入を想定しておりません。あなたの貴重なお金を溝に捨てるようなことはおやめください。サポートは大歓迎です。 2008年生まれ。夢は学校の創立(詳しくは自己紹介記事を読んでください) https://www.wattpad.com/user/A_Rover

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  • 詩/散文

    この感情のない文字ばかりが溢れる半透明の世界に自分の言葉をぽつりと置くのに違和感を感じたので、投稿を辞めた。ただ詩作自体は今も変わらず続けている。 私は矜持や虚栄心のためではなく文学のために言葉を紡ぎたい! 私はキーボードではなく紙とペンで詩を書きたい! 同じ過ちを繰り返さないように、自分への戒めということで削除はしていないが、お金を払わない限り他人からは見えないようにしている。

  • 英詩

    自作の英詩と翻訳

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固定された記事

私の夢

挨拶と自己紹介初めて読まれる方へ、初めまして。これまで私の詩や散文を読んでくださっている方へ、いつもありがとうございます。今回は、創作ではなく自身の実生活の中…

感傷家
5か月前
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受験戦争のための知識ではなく、「生きること」を学ぶモンテッソーリ・エレメンタリー ①見学ツアー 「全体から」「想像しながら…

2024年3月11日、福岡県北九州市のMEK(Montessori Elementary school Kitakyushu モンテッソーリ・エレメンタリー スクール北九州)の見学をさせて頂いた。 MEKは、今年2…

感傷家
4週間前
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―不登校の憩う場所―大分県玖珠町わかくさ広場を訪れた。

概要2024年初春、大分県玖珠町立わかくさ広場の見学に行った。 大分県玖珠町は不登校特例校を来年度から開校する予定。 今回訪れたのは、あくまで片草小学校跡を活用した…

感傷家
2か月前
6

【詩】曙光 2024年1月8日作

曙光 薄雪の覆いかぶさる木々がつくる窓から覗く どこまでも続く雪原と どこまでも続く樹々と どこまでも続く山々と どこまでも続く世界の果てに見える純白の光 いつか夢…

感傷家
2か月前
6

【詩】 無題 2024年2月16日作

彼らの目が、 私をみた。 心の目が、彼らに訴えかけて、 やめた。 彼らは私をおいて 扉の向こうへと駆けていった。 彼らの急ぐ先には破滅しか待っていないことも知らずに…

感傷家
2か月前
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美ということだけを思いつめると、人間はこの世で最も暗黒な思想にしらずしらずぶつかるのである。人間は多分そういう風に出来て…

感傷家
2か月前
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1年間の欠席が10日を上回らなければ特に面倒なことにはならないそうだ。愛想が尽きたので、卒業も近いがもう中学校には重要な用事がある日以外は行かないことにしよう。なお、卒業式は重要な用事には含まれない。生きていると悪の根源を絶つことができないと気付くときが訪れる。それが今なのだ。

感傷家
2か月前
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Seeking my shelter to no avail

I have no place to hide. I've known this painfully that I belong to nowhere. Every one of them is trying to humiliate me. I feel like I'm no longer human. They …

感傷家
2か月前
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新たな門出に立って―setting out on a new journey―2024/02/11

師からいただいた花束。 においやかな花々の、なんと目に鮮やかなことか。 けれども嗚呼、時の移ろいとともに、これらは次第に色褪せてしまうのだろう。花の香を今のまま留…

感傷家
3か月前
3

【英詩+翻訳】 Integrity/融合 2024年2月2日作

【English】Integrity Losing people I cherish and love, I realize how empty I've been. External strength, external pain, Were all I felt within. Swaying righ…

100
感傷家
3か月前
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【詩】 扉 2024年2月7日作

扉 私は歩いている。 ものすごい速度で歩いている。 どうやって抜けてきたかもわからない道が 後ろに続いている 暗闇の中に何があったか、 どうやってそれらを通り過ぎて…

感傷家
3か月前
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水曜日、今日も学校を休んでいる。

自分だけ異言語話者

100
感傷家
3か月前
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嗚呼駄目だ駄目だ。皆駄目だ。誰も私の痛みをわかるわけがない。どいつもこいつも馬鹿ばかり。
苦しい。
感情ではなく言葉に意味を見出そう。
まずは質問に答えろ。
どうしてそんなこともできないのか。

感傷家
3か月前
2

【英詩+翻訳】Missing Piece/欠片 2024年1月26日作

【English】Missing Piece Every time my heart aches, do I yearn for your warmth ever so more. To me, you were the only sanctuary from this heartless world, that…

100
感傷家
3か月前
1

現代社会における人類の堕落

学生の堕落中学校に入る頃から、同級生がおかしくなりだした。例えば、学ぶことに無気力になり、本当は意味のある何もかもが気に食わないような態度を取り出す。敬意の欠…

感傷家
3か月前
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【詩】 無題 2024年1月25日作

世界に溢れる苦しみが 私の心を傷めます あなたの流す泪まで 私の頬を伝います あなたの過去が私をも ひどく悩ませ苦しめます 同じ幸せ願うのに 何故幸福は対立し 手を握…

感傷家
3か月前
3
私の夢

私の夢


挨拶と自己紹介初めて読まれる方へ、初めまして。これまで私の詩や散文を読んでくださっている方へ、いつもありがとうございます。今回は、創作ではなく自身の実生活の中で得た考えについて発信できたらと思っています。私としては初めてのブログらしい記事だと思います。読み続けて頂けると幸いです。

※ここから文体が常体になります。

2023年12月現在、私は地方公立中学校に通う3年生だ。自分の住む都道府県の中

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―不登校の憩う場所―大分県玖珠町わかくさ広場を訪れた。

―不登校の憩う場所―大分県玖珠町わかくさ広場を訪れた。


概要2024年初春、大分県玖珠町立わかくさ広場の見学に行った。
大分県玖珠町は不登校特例校を来年度から開校する予定。
今回訪れたのは、あくまで片草小学校跡を活用した不登校児童・生徒の「居場所」であり、授業をすることが最大の目的ではない。来年度から玖珠町立学びの多様化学校が併設され、専門の教員がつくようになる。これについては以下の記事が既に公開されていたので興味のある方は是非読んでみて頂きたい。

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【詩】曙光 2024年1月8日作

【詩】曙光 2024年1月8日作

曙光

薄雪の覆いかぶさる木々がつくる窓から覗く
どこまでも続く雪原と
どこまでも続く樹々と
どこまでも続く山々と
どこまでも続く世界の果てに見える純白の光
いつか夢見た黎明の仄明かり

私はまだ歩き続ける。
私はこの旅を続けなければならない。
あの陽光の満ち溢れる世界に
足を踏み入れるまで。

【詩】 無題 2024年2月16日作

【詩】 無題 2024年2月16日作

彼らの目が、
私をみた。

心の目が、彼らに訴えかけて、
やめた。

彼らは私をおいて
扉の向こうへと駆けていった。
彼らの急ぐ先には破滅しか待っていないことも知らずに。

私は扉を閉め、
鍵を掛けた。
あの穢れた笑い声が聞こえることはもうない。
私は彼らとは反対の方角へと歩き出す。
確かな足どりで、未踏の地へと歩を進めていく。

茂みを分けて踏み入る山。
光は遠いが、
そこに溢れているのだから。

1年間の欠席が10日を上回らなければ特に面倒なことにはならないそうだ。愛想が尽きたので、卒業も近いがもう中学校には重要な用事がある日以外は行かないことにしよう。なお、卒業式は重要な用事には含まれない。生きていると悪の根源を絶つことができないと気付くときが訪れる。それが今なのだ。

Seeking my shelter to no avail

Seeking my shelter to no avail

I have no place to hide.
I've known this painfully that I belong to nowhere.
Every one of them is trying to humiliate me.
I feel like I'm no longer human.
They humans are all disdaining my awkwardness

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新たな門出に立って―setting out on a new journey―2024/02/11

新たな門出に立って―setting out on a new journey―2024/02/11

師からいただいた花束。
においやかな花々の、なんと目に鮮やかなことか。
けれども嗚呼、時の移ろいとともに、これらは次第に色褪せてしまうのだろう。花の香を今のまま留めておくこともできない。十五になってから、生きるということは変化とその中で失われていくものがあることを受け入れていくことなのだとわかるようになった。
この町も少しずつ変化している。自分の内面が変化したからそう見えるというだけではない。

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【詩】 扉 2024年2月7日作

【詩】 扉 2024年2月7日作



私は歩いている。
ものすごい速度で歩いている。

どうやって抜けてきたかもわからない道が
後ろに続いている
暗闇の中に何があったか、
どうやってそれらを通り過ぎていったのか、
私は最早覚えていない

「さらに奥に、さらに高く」

私は歩いている。
疲れる気配もなく歩いている。

すべての虚構と欺瞞と悪夢を
ゆっくりと閉ざされていく扉の向こうに残したまま、
私は迷いなく鍵をかける。

「さらに

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嗚呼駄目だ駄目だ。皆駄目だ。誰も私の痛みをわかるわけがない。どいつもこいつも馬鹿ばかり。
苦しい。
感情ではなく言葉に意味を見出そう。
まずは質問に答えろ。
どうしてそんなこともできないのか。

【英詩+翻訳】Missing Piece/欠片 2024年1月26日作

【英詩+翻訳】Missing Piece/欠片 2024年1月26日作

【English】Missing Piece

Every time my heart aches, do I yearn for your warmth ever so more.
To me, you were the only sanctuary from this heartless world,
that teems with deception and pain.

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現代社会における人類の堕落

現代社会における人類の堕落


学生の堕落中学校に入る頃から、同級生がおかしくなりだした。例えば、学ぶことに無気力になり、本当は意味のある何もかもが気に食わないような態度を取り出す。敬意の欠如、といえばいいのだろうか。誰も彼も意味のないことに時間を費やしだす。言葉と行動が乱れる。

日本の教育で新しいことを知る喜びを奪われたから生きる力を失い、このような結果を導いたというふうに以前は思っていたが、原因はそれだけではないのかもし

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【詩】 無題 2024年1月25日作

【詩】 無題 2024年1月25日作

世界に溢れる苦しみが
私の心を傷めます
あなたの流す泪まで
私の頬を伝います
あなたの過去が私をも
ひどく悩ませ苦しめます

同じ幸せ願うのに
何故幸福は対立し
手を握り合うこともなく
その掌は人を打ち
明るく生きたい人々は
何故お互いを傷つける

誰もが求む世界には
殺し合いなどありませぬ

時計の針は進みます
たった今この瞬間も
誰かが生命を絶つ音が、
誰かのすすり泣く声が、
絶望の音(ね)が

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