マガジンのカバー画像

社会問題・社会課題

612
煙たく思われる方もおられるかもしれませんが、主として、資本主義の発展(と暴走)に付随して起こってきた事柄、といった見立てになるかと思います。 例えばですが、工場排水や排気は環境… もっと読む
運営しているクリエイター

#コラム

ピグマリオン効果 - 成長を促すためにはそれ以外に +

ピグマリオン効果 - 成長を促すためにはそれ以外に +

 他者への期待値がその後の成長を決定づける大きな要因のひとつになる、という見方を【ピグマリオン効果】といいます。
 主に、学力向上に関する心理的行動で、教師が期待をかけた生徒は成績が向上する、〔期待〕と〔成績〕との関係の法則のことです。”本人次第”ばかりではない、という点は、『育てる側』において押さえておいた方がよさそうですね☝
 ただし「褒めることが大事」と勘違いしてはなりません🙅

 

 

もっとみる
ブロックリーブ休暇とは?

ブロックリーブ休暇とは?

ブロックリーブ休暇って何?

ただの長いお休みと思ったら大間違い。この休み方、あなたの心と体をリフレッシュさせるだけじゃなく、職場にも意外なプラスをもたらしてくれるんです。メンタルヘルスのケアから、もしかしたら会社が抱えるある「課題」の解決にも一役買っているかも?その秘密を知りたくありませんか?

ブロックリーブの隠れた魅力を、わかりやすく解説します。

✅ブロックリーブ休暇とはブロックリーブとは

もっとみる
離職率が高い会社の問題点と解決策

離職率が高い会社の問題点と解決策

会社の離職率が高いということは、何かしらの問題がある可能性があります。離職率の高さは、従業員の満足度や働きやすさに直結しています。従業員が定期的に退職してしまうことは、業績やチームの安定性にも影響を与えるでしょう。では、なぜ離職率が高いのでしょうか?それは、会社の問題点があるからです。本日は、離職率が高い会社の問題点と解決策についてお話しいたします。

✅離職率とは企業における離職率とは、従業員が

もっとみる
文系・理系というバイアスがイノベーションを阻む

文系・理系というバイアスがイノベーションを阻む

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

大学入試も佳境を迎え、今年も多くの受験生が将来を切り開くために頑張っていることと思います。最後まで悔いのないように実力を発揮できることを願っています。

進路と言えば、最近では様々な専門性をもった学部・学科が新設されています。私が客員教員を務める武蔵野大学では2021年春に「アントレプレナーシップ学部」を開設。次の時代を自らつくりだす起業家の育成に特化し

もっとみる
【読書コラム】会話が成り立たないのは成り立たせようとする気がないからなのだ - 『話が通じない相手と話をする方法 - 哲学者が教える不可能を可能にする対話術』ピーター・ボゴジアン, ジェームズ・リンゼイ(著)、藤井翔太(監修)

【読書コラム】会話が成り立たないのは成り立たせようとする気がないからなのだ - 『話が通じない相手と話をする方法 - 哲学者が教える不可能を可能にする対話術』ピーター・ボゴジアン, ジェームズ・リンゼイ(著)、藤井翔太(監修)

 奈良美智さんのXで面白そうな本が紹介されていた。

 早速、買って、読んでみた。期待通り、すこぶる面白い本だった。300頁ほどの本文を一気に読んでしまった。

 内容はタイトルそのまま、話が通じない相手と話をする方法が理論的に記されているのだが、初心者から達人に至るまでのプロセスが提示されたり、作者の実体験が例示されたり、とにかくわかりやすさに富んでいる。専門書のような雰囲気なのに、まるで自己啓

もっとみる
「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」 山下賢二

「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」 山下賢二

「マイナスにはマイナスをかける。そういう詞を書く。」

「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」 山下賢二

松本隆さんの詩は、言葉から物語を感じます。

なので

何度松本隆さん作詞の曲を聴いても飽きないんです。

♪ 木綿のハンカチーフ はもう何十年も聴いているけど、太田裕美さんだけではなく、カバーされている人の歌を聴いても本当にいいなぁ~と感じます。どんな人が歌っても言葉が物語を奏でているのです

もっとみる
【3分要約・読書メモ】LTV(ライフタイムバリュー)の罠

【3分要約・読書メモ】LTV(ライフタイムバリュー)の罠

ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「LTV(ライフタイムバリュー)の罠」についての記事となります。

著者垣内 勇威(かきうち ゆうい)
株式会社WACUL 代表取締役。東京大学卒。ビービットから、2013年にWACUL入社。改善提案から効果検証までマーケティングのPDCAをサポートするツール「AIアナリスト」を立ち上げる。2019年に産学連携型の研究所「WACULテクノロジー&マーケティ

もっとみる
【読書コラム】なぜラブソングは世界中を敵に回しても君を守りたくなるのか? - 『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』ブライアン・ヘア, ヴァネッサ・ウッズ, 藤原多伽夫(訳)

【読書コラム】なぜラブソングは世界中を敵に回しても君を守りたくなるのか? - 『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』ブライアン・ヘア, ヴァネッサ・ウッズ, 藤原多伽夫(訳)

 半年以上前のこと。YouTubeでサトマイさんの動画を見ていたら、興味深い本が二冊紹介されていた。

 一冊目は『先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち』というラノベのタイトルみたいな本。

 なんでも、最近の大学生には、

・素直で真面目
・受け答えもしっかりしている
・人の話もよく聞く
・言われた仕事をきっちりこなす

 という傾向があるんだとか。一見すると「いい子」

もっとみる
【読書コラム】ナチによるホロコーストの起源はアメリカにあり - 『弱者に仕掛けた戦争: アメリカ優生学運動の歴史』エドウィン・ブラック(著), 貴堂嘉之(監訳),西川美樹(訳)

【読書コラム】ナチによるホロコーストの起源はアメリカにあり - 『弱者に仕掛けた戦争: アメリカ優生学運動の歴史』エドウィン・ブラック(著), 貴堂嘉之(監訳),西川美樹(訳)

 わたしは相模原出身だ。津久井もよく知っている。そのため、津久井やまゆり園事件が起きたときはショックだった。想像を絶する惨状に絶句したのはもちろん、やまゆり園の存在を知らなかった自分自身に衝撃だった。すぐ近くで暮らしていたというのに、わたしはなにも見えていなかった。

 植松聖死刑囚は、意思疎通ができないものは社会に迷惑をかけるだけだから、殺害してもよいと主張し、それを実行した。そんなことは絶対に

もっとみる
「やりたいこと」を言いづらいのは、一人でやりきれるか不安だから──サラリーマンのぼくが伝えたい「動機を同期する」方法

「やりたいこと」を言いづらいのは、一人でやりきれるか不安だから──サラリーマンのぼくが伝えたい「動機を同期する」方法


いつまでも無邪気に「やりたい」と言ってられない問題『必ず手に入れたいものは、誰にも知られたくない』という歌がある。

若い頃、ぼくはこの歌詞の意味があまりよくわからなかった。手に入れたいものがあるなら、できるだけ色んな人たちにそれを知らせれば、自然とチャンスが巡ってきて、いつかは手に入れることができる。そういう風に思っていたし、実際にそういう経験を何度もしてきた。

ところが、年を取って体力が落

もっとみる
大学生の私が「お金について」考えたこと 〜将来への不安と学びの大切さ〜

大学生の私が「お金について」考えたこと 〜将来への不安と学びの大切さ〜

大学生の私にとって、最近の円安の動向は心配の種です。

進路を考える際にも、このまま日本にいていいのか、よりグローバルな会社を選ぶべきか、はたまた就職ではなく起業をして自分で稼ぐ力をつけるべきかなど、将来への不安は尽きません。

また日々の生活にも不安がつきまといます。
円安による物価の高騰により、生活費にも影響が出ています。

アルバイトをして生活費を補うことも行っておりますが、学業との両立が課

もっとみる
愚者はストーリーで学び、賢者は構造から学ぶ

愚者はストーリーで学び、賢者は構造から学ぶ

確かに歴史はヒストリーなので、ストーリーで間違いはない。問題はそのストーリーが希釈を繰り返す事で劣化した同人誌になる事だ。劣化した同人誌には何のエッセンスもなくただのシンボリズムとなりただのサブカルノベルとなる。ゆえにストーリーというのは結果的に都合の良いラノベだ。よって歴史を勉強する際は都合の良いラノベから入らない方がいい。また漫画やアニメや映画やラノベや陰謀論はどこかで梃子入れをしている。それ

もっとみる